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出版社内容情報
野球をする人がいる限り、そこには数しれないドラマが生まれる。野球に関わったことから起きる、さまざまな泣き笑いの人生模様を、野球マンガの大家ならではの暖かい視点で描き出したオムニバス・スト?リ?集。
▼第1話/ホ?ムランダ?ビ?▼第2話/4番が危ない▼第3話/愛憎のマウンド▼第4話/4月馬鹿▼第5話/夕顔の詩●あらすじ/元・プロ野球選手の島津はツキに恵まれた半生を送ってきた。高校、大学、そしてプロと運に恵まれて注目され、10年プレ?したところで納得して引退。その後、経営する会社も順調にいっていた。だが、とうとう経営が悪化し、金策に走ることに。ところが土壇場で、プロ時代の彼を知るという銀行の支店長が融資に応じてくれる。「オレのツキは健在」と、一息ついたその時、彼のひとり息子が誘拐され、身代金が要求される(第1話)。▼小学2年生の一喜は、父の影響で大のロッテファン。ロッテが負けると勉強も手につかず、ボ?ッとしてしまう。そして今季もロッテは7連敗。明日は因縁のウルグス戦という日、一喜はウルグスの4番打者・黒沢がロッテの伊良部に死球を受ける幻を見る(第2話)。▼大学野球ナンバ?1投手の井上がロッテにドラフト1位で指名された。「どの球団でも入る」と宣言していた井上は、かくしてロッテに入団。順調に活躍をするが、その陰の原動力となったのは、自分を捨てた実の母に対する屈折した思いだった。だがその思いも、球団の食堂で働く女性・田代