ビッグコミックス<br> 夕焼けの詩 〈33〉 水たまり

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ビッグコミックス
夕焼けの詩 〈33〉 水たまり

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  • サイズ コミック判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091827036
  • Cコード C0379

出版社内容情報

昭和30年代に現代人の心のふるさとを追う珠玉作の数々。メルヘンコミックの新分野をうちたてた西岸美学の結晶。

▼第1話/湯たんぽ▼第2話/チャンバラごっこ▼第3話/紙風船▼第4話/卒業▼第5話/兄と妹▼第6話/クラス替え▼第7話/夜の雨▼第8話/蛇苺(へびいちご)▼第9話/水たまり▼第10話/一台のテレビ▼第11話/夢の食卓▼第12話/かなづち▼第13話/ムシムシ▼第14話/三丁目怪談▼第15話/二人の秋▼第16話/お月見の夜●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい)●あらすじ/鈴木一平の友人・ひろしは、寝る時には自分のふとんに入っていた湯たんぽが朝になると父親が持っていることに疑問を抱く。「それはね、湯たんぽが夜中に歩き出して、お父ちゃんの布団に入るからだよ」とおばあさんから教えられたひろしはさっそく友人の一平に話す…(第1話)。▼小学生の男の子たちはチャンバラごっこに夢中。中でも千葉周作はとても強かった。この周作に勝ちたいと思ったワタルは、剣道を習い始める。そして月日は流れ、ふたりとも大人になった(第2話)。チエ子は年に2回位やって来る富山の薬売りが怖かった。ずっと前に紙芝居で見た山椒

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

82
ときどき無性に読みたくなる漫画。昭和30年代の庶民の生活を温かに描いている。まだこの頃は生まれていなかったが、郷愁を感じてしまう。湯たんぽを家族全員で使う話などは、家族の優しさと温かさをしみじみと感じて気に入った。蚊帳が出てくる「ムシムシ」では、自分が小学校の頃に使っていた蚊帳の匂いさえ思い出してした。ここに描かれているように、蚊帳の中で寝るときは蚊が入らないように、いろいろ工夫したものだ。蚊帳の中から二色光を見た不思議な気持ちを思い出して、懐かしかった。このシリーズはこれからも繰り返し読みたい。2017/02/11

Latens Curtis

1
MH2011/01/16

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