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出版社内容情報
この男が日本の女性下着に革命を起こした! 体をしめつけず美しく包み、「一度試したら手離せない」ブラ作りに心血を注ぎ、藍綬褒章を受章。ワコール、トリンプに次ぎ業界3位の下着会社会長の人生哲学。
西田 清美［ニシダキヨミ］
内容説明
「ラ・ペルラ」「シャルレ」など人気ブランドを支え、「キッドブルー」「ランジェリーク」など自社ブランドを大成功に導いた、カドリールニシダ会長の経営哲学。
目次
プロローグ ブラジャー一〇一号
１ 「ケンカしい」の誕生
２ 和江商事で社会人としてスタート
３ どん底時代を経て、創業へ
４ ブラジャーというもの
５ ライセンスビジネスに取り組む
エピローグ カドリールニシダの今
特別編 高橋弘（現・社長付顧問）が語る西田清美
著者等紹介
西田清美［ニシダキヨミ］
１９３２年愛知県生まれ。疎開で滋賀県近江八幡へ移り、八幡商業高校卒業。和江商事（現・ワコール）に入社し、日本のブラジャー誕生に立ち会う。１９６８年カドリールニシダ創業、現会長。ラ・ペルラ、シャルレなどの企画製造やキッドブルー、ランジェリークなど自社ブランドを手がける。２０１１年に藍綬褒章を受章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らむり
39
ワコールの前身、和江商事に八幡商業高卒で入社、以後、女性下着業界に尽くした男。2016/12/22
tom
16
図書館本。どういうわけか、この本の初コメントとなってしまった。題名が題名だから、男の私としては、コメントが書きにくいのだけど、成り行きでということで仕方なし。でも、この本は面白い。ひょんなことから、下着メーカーになる以前の和幸商会に入社し、紆余曲折を経て下着屋としての仕事を始めた男の一代記。消費者に対する誠実さ、周りに現れる人たちに対する誠実さ、これを貫いたことが、今の時代を作ったという職人魂あふれるストーリー。それにしても、下着の設計と縫製が、どれだけ高度の技術を要するものなのか、これには仰天。2016/11/27
海星梨
5
もっとブラジャーのことというか、フェミニズム的な内容を期待して読んだら、社史をかねた半生記でした。面白かったですけど。大企業の危うさとか日本経済の闇な側面をまざまざと見せつけられた気がします。2019/12/05
wakazukuri
2
このタイトルは？と思ったが、面白かった。女性の身に着けるものなのに、男性がここまで入れ込んでくれるとは有り難い限りだ。女性なら自身が身に着け改良でき、もっとスムーズに行くのではないかと思った。が、とにかく著者の男気、情の厚さ。学生時代のやんちゃが、人望厚いオーナーに。類は友を呼ぶと言うか、とにかく周りも優秀な人材が、大手企業などをやめて寄ってくる。成功する人はこうなんだろうな。拍手！2017/06/23
雨
1
なぜ勲章を貰ったんだろうと軽い気持ちで図書館で少し恥ずかしくなりつつも借りてみたら、ついつい読み進めて行ってしまうくらい面白かった。2017/12/21
