新入社員ヒロと謎の育成メールの１２カ月

渡瀬 謙【著】

集英社（2011/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 220p／高さ 19cm
• 商品コード 9784087860047
• NDC分類 913.6
• Cコード C0095

出版社内容情報

入社式に遅刻! 謎のメールがダメ新入社員を救う!?
仕事もマナーもダメダメ新入社員のヒロだが、昼夜を問わず届く謎の携帯メールが、ビジネスマンとしての心得、考え方のヒントを与えてくれる。涙と笑いでつづるサラリーマン自己啓発ストーリー。

内容説明

入社式にいきなり遅刻！！ナゾの携帯メールがダメダメ新入社員を救う！？涙と笑いのサラリーマン自己啓発ストーリー。新人も先輩、上司も必読のビジネスアイディア、ルール＆マナーが満載。

目次

４月：ありえない！入社式に大遅刻！
５月：飲み会には守らなければいけないルールがある
６月：先輩の営業テクニックを盗め！？
７月：いきなり成績トップで有頂天！
８月：仕事もプライベートもウソのように絶好調！？
９月：クレーム対応のミスで大損害
１０月：仕事をサボってパチンコの毎日
１１月：会社を辞めるにはそれなりの理由が必要だ
１２月：気になることは翌年に持ち越さない
１月：やるだけやってみてからあれこれ考えろ
２月：自分がいなくても仕事は回る
３月：誰のために仕事をするのか？

著者等紹介

渡瀬謙［ワタセケン］
１９６２年生まれ。神奈川県出身。明治大学卒業後、東証１部上場の精密機器メーカーに入社。その後、（株）リクルートに転職。社内でも異色の無口な営業スタイルで入社１０カ月目で営業達成率全国トップになる。９４年に有限会社ピクトワークスを設立。コピーライターとして広告や雑誌制作などを中心にクリエイティブ全般に携わる。その後、事業を営業マン教育にシフト。とくに新人や未経験者への教育には定評がある。しゃべらない営業をモットーに「サイレントセールストレーナー」として、セミナーや講演、社員研修、書籍執筆などを行って現在に至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[FK]

新入社員の葛藤と成長の物語。つい陥りがちな負のスパイラルからの脱却には、ちょっとした発想の転換が必要です。周りを冷静に見られなくなってしまいますが、そんな時には、やはり周りの助けが必要です。働く立場ごとに視点を変えて読めば、今の自分を戒めることができます。

2014/05/18

[さくら]

初日から遅刻する新入社員の話。他の人と仕事していくことは大変なことである。会社で仕事をしたことのある人にとっては 当たり前のことだと思うだろう。メールの主が誰なんだろうと考えながら読むと少し楽しい。

2019/11/25

[ササキマコト]

社会人としては当たり前のことが、小説仕立てで書かれています。ヒロ君が典型的な新社会人でしてね。分かりやすく調子に乗り、分かりやすく落ち込むのですよ。少し仕事ができるようになって肩で風を切って歩き、調子に乗って大ポカをしてヤケクソ気味に落ち込みます。その道は、程度の差こそあれ、我々も通ってきたはずです。物語自体は完全フィクションですが、ある意味ではリアリティ溢れる内容でした。社会人歴のある人から見れば今更な内容ですが、社会人になったばかりの新入社員や、これから社会人になる学生さんには有用ではないでしょうか。

2015/09/19

[Shinchan]

社会人としてのマナーや姿勢、ビジネスのマナーについて小説仕立てでかかれている。社会人としてこうすべきだと押し付けるのではなく新入社員ヒロが様々な失敗に悩みながら成長してゆくという形で軽いタッチで描かれているので共感が持てるのではないだろうか。

2012/01/13

[もえはる]

4月1日から新入社員が私の部署に配属されるので、本の題名にひかれて購入しました。一人の新入社員を通して、新人の気持ちの動きや、先輩社員の動き方を面白く読みました。

2011/03/30