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戸棚の奥のソクラテス

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  • サイズ B6判/ページ数 431p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087734621
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

考えるのがクセになる、悩むのがあたりまえになる、生きるのが意味深くなる、そんな「イデアの世界」へようこそ。―戸棚の奥の別世界で少年ベンが見つけたもの。イギリスの中高生が夢中になった哲学の「入門書」。

著者等紹介

エア,ルーシー[エア,ルーシー][Eyre,Lucy]
イギリス・ロンドン出身。オックスフォード大学で哲学を学ぶ。現在はエチオピアのアジス・アベバに住み、執筆活動を続けている

栗木さつき[クリキサツキ]
慶應義塾大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

22
装丁に惹かれて買ったが積読本になること8年。ようやく読めた。一つの命題に対する異なる意見の哲学者を対峙させ、物事というのはこれだけ色々な視点で見ることができるんだよというのを教えてくれてなかなか良かったが、小説として肝心のストーリーはややおざなりだった気が。これだけたくさんの哲学者がこれだけの事を考えていたんだよという紹介に意識が向きすぎていてメインとなるベンの物語はあまり面白い感じではない。ナルニア国物語をモチーフに戸棚の奥に哲学の世界があるとかアイディアは良かったのに、残念!!2016/08/31

ZEPPELIN

4
学校の倫理の教科書よりも、哲学に興味を持ちやすいんじゃないだろうか。スタートからソクラテスとウィトゲンシュタインが喧嘩をし、その後も有名な哲学の問題を主人公が経験していく。何が正しく、何が間違っているのか。そもそも、常識とは本当に信用できるものなのか。答えの出ない問題を真剣に考え続けるのが哲学であり、ただ生まれ、ただ死んでいく人間という存在に少しでも意味を持たせようというのもまた哲学。そんなの時間の無駄だろうというのは禁句です2014/11/17

棚から一つ神

3
最後まで読み切れませんでした。英国の中高生はすごいですね。本棚を一周して戻ってきたら再チャレンジしようかな。2020/12/22

Red-sky

1
題名に惹かれて図書館から借りました。解りやすく哲学に議題について書かれていてなおかつ面白い!たしかにほとんどの人間が議論せずに生活しているし、そもそも議論が好きな人が少ない。哲学の話はさることながら時々でてくる有名所の哲学者の小ネタが笑いを誘ってます…。バトミントンが強いニーチェとか移動遊園地とともに旅をしているマルクスとか。2013/03/15

あまた

1
ファンタジーで語る哲学の入門書。「ソフィーの世界」が哲学という学問についての入門書で、少しでも自分の中に哲学を持っている人にとっては目新しさのないものだったのに対し、こちらは哲学そのもの、哲学的な考え方のレクチャーを小説に織り交ぜているので、入門書としてはこっちのが面白いしお勧めだなぁ。なんであんなに受けたんだろ、「ソフィーの世界」。2012/05/12

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