嫁ぐ日 狸穴あいあい坂

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嫁ぐ日 狸穴あいあい坂

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087717051
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

元火盗改方与力の祖父と麻布狸穴町で暮らす結寿が、八丁堀同心の妻木道三郎とともに、界隈で巻き起こる事件の謎を解き明かす大人気シリーズ。
妻木への初恋を胸の奥にしまい、御先手組の小山田家へ嫁いだ結寿。やがて夫の万之助と心を通わせあい、娘の香苗が誕生。ところが、予期せぬ出来事が婚家を襲う。
辛い別れを経て狸穴町へ帰った結寿。懐かしい人々との穏やかな毎日が始まるかと思いきや、かつてのように、妻木とともに様々な事件の解決に走り出すことに。押し込み騒動、花魁殺し、子攫い……。罪に苦しむ人々の心を解きほぐすうちに、結寿自身の心にも変化の時が訪れて――

【著者略歴】
静岡市生まれ。上智大学英文学科卒業。1996年「眩惑」でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、2007年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、2018年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。「きりきり舞い」や「お鳥見女房」シリーズの他、『尼子姫十勇士』『帰蝶』『梅もどき』など著書多数。

内容説明

今、結寿は岐路に立たされていた。墓参するたび、亡き夫に相談事をもちかけている。自分と幼い娘の行く末についての相談である。「いかにすべきか、どうぞ、どうぞ道をお示しください」もとより波風はしょっちゅうだった。これまでも人並みの浮き沈みは経験してきたが、夫の死という過酷な現実は結寿を苦悶の淵へ突き落とした。(「幕間」より)。麻布狸穴町に出戻った結寿。押し込み騒動や辻斬り、子攫い…界隈で起こる事件の謎と罪に苦しむ人々の心を解きほぐすうちに、結寿自身の心にも変化の時が訪れて―。

著者等紹介

諸田玲子[モロタレイコ]
静岡市生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。1996年「眩惑」でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、2007年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、2018年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

161
おっと!完結かと思っていたシリーズが再開?結寿さんお久しぶりでした。一気に物語の世界へ意識が入り込む。が、しかし話が急転直下というか、なんと言うかポンポンポーンと進む進む(笑)まぁ、落ち着くところに落ち着いたってことでしょうか。これで完結ですよね?2020/04/04

タイ子

83
シリーズ第4弾。初恋の人と家柄の違いで結ばれず、他家に嫁いだ結寿が娘を連れて出戻った!?離縁とかではなく、嫁ぎ先でもそれなりに幸せだったのに、夫が病死。祖父の元に帰った結寿の周りで起こる事件や人びとの苦しみに手を差し伸べてしまう。好きだった人も今や独り身、胸がときめく日々の中で娘が攫われるという事件が・・・。結寿の生き先が見えてくるシーンはこちらまで胸がキュン!となる。諸田さんの上手さですね。もう、この結末に文句は言えまい。人の人生は先が見えないから面白い!それが小説ならなおさら。2020/06/11

真理そら

68
完結編かと思うような幸せな結末になったけれど、彦太郎の登場場面が少ないのが寂しかった。これから続くとしたら八丁堀夫婦物系になるんだろうか。結寿が自分の行末を迷っている中で香苗が小さな胸をいためてとんでもない目に合う『いらない子』が好きだ。2020/06/17

56
心から温かい気持ちになれる。時代小説の醍醐味ってこういう事だと思う。2020/06/11

keiトモニ

55
“ほんのちょっとしたことが小さな嫉妬や疑念・誤解・すれ違い・不安・怯えを招き人生を暗転させる。徳三と百介の場合は、あと少しの我慢が足りなかった、時のめぐりあわせが悪かっただけ”っていうけどそれができないのが人生だな。言うは易く行うは難しってことよ。ところで道三郎、結寿のお二人、それぞれの配偶者が都合よく離縁・他界なんてどうも不思議でしょうがないやって、小源太が言いそうな気もしますが、そこはそれ、まっいいじゃないか幸せならってことで…。しかしヤチを始めとする旅芸人一座の仲間達の行く末が気になるのは私だけか。2020/06/30

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