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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087711400
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

明治末、13歳の清作は徴兵から逃れ故郷を飛びだす。一方、清作を曾祖父にもつ現代の女子大生・あさひは、教師を目指し猛勉強中だった…。時代をへだてたふたりの希望の光が、小さく輝きはじめる。




佐川 光晴[サガワミツハル]
著・文・その他

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

66
明治の終わり、13才で徴兵忌避の為、北陸小松の実家から飛び出した「馬橋清作」。数多の試練を乗り越え、鍛治職人として大成した。ひ孫の「あさひ」のパートと、清作の物語の繋がりが曖昧で残念。清作の後ろ楯になってくれた「浅間幸三郎」のことをもっと描いて欲しかった。2018/06/04

しゃが

56
日露戦争で戦死のような父の最期をみた13歳の清作は、徴兵逃れのために捕まることを恐れながらも各地で鍛冶師になる。一方、同郷の資産家の息子幸三郎はその清作を手引きし援助しながら、大きな夢をかなえようとする野心家でもあり、正義感でもあった。そんな二人が多様な人々と巡り合いながら、それぞれの生きかたを真っ当とする物語。家族、戦争、国籍、職業と異なる人々の思いで「生きる」をつないでいくのだと強く感じた。明治時代に徴兵逃れをできるだろうか、助けることができる勇気が私にあっただろうかと心に問うた作品だった。2018/11/07

まちこ

43
《図書館本》徴兵逃れの馬橋清作の半生と公立中学の教員になったひ孫あさひの話。同族でも家族でも冷淡な関係があるのに他の民族でも心底助け合える人もいる。所帯を持った清作と浅間幸三郎はきっと生涯交流しただろうし、幸三郎の事業を手伝っただろうチリの叔父さん、幸三郎が好きな浪曲の曲師だった叔母さんは清作の人生を見てきたからその道に進んだかもしれないと思った。宗教が語られているわけでもないが、遠藤周作さんや子どもに寄り添う作品の多かった灰谷健次郎さんを思い出してしまった。2018/08/21

pohcho

33
13歳で兵役逃れのため故郷から逃げ出した清作の数奇な運命。小松から美作、筑豊、川崎へ。鍛冶職人として大成しながらも、追っ手を逃れて隠れるように暮らす日々。時代の大きな波の中、次々と襲い掛かる試練に屈することなく、強くまっすぐに生きるその姿に心打たれた。清作のひ孫であるあさひの物語も語られるが、清作の話がとても読み応えがあるので、あさひの部分はかすんでしまったかな。2018/06/13

信兵衛

29
本作での主人公は馬橋清作ですが、もう一人の主人公ともいえる存在が浅間幸三郎。 その浅間幸三郎には実在のモデルがいて、南米チリに商業移民としてわたって成功し、戦後東京駅前に国際観光会館を創立した多田三郎がその人なのだそうです。 そしてその多田三郎は、何と佐川さんのお祖父さんとのこと。2018/06/06

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