出版社内容情報
サスペンスの女王の話題作!
青い瞳の殺人容疑者コバーンに、突然逃避行を強要されたオナー。道中、信じてきた親しい人々を疑わざるをえない話が次々明かされる。彼の正体は? NYタイムズ紙ベストセラー作家、渾身の一作。
内容説明
庭に倒れていた男を助けたオナー。しかし、男は前夜起きた大量殺人事件の容疑者だった。彼がオナー母娘の家に来たのは、オナーの亡き警察官の夫が残した“何か”を手に入れるため。が、それは見つからず、男は追っ手をかわすため母娘に一緒に逃げるよう強要する。途上オナーは、夫の親友や義父と裏社会との繋がりをほのめかされ…。男の正体は？ＮＹタイムズ紙Ｎｏ．１ベストセラー作家、待望の新刊。
著者等紹介
ブラウン，サンドラ［ブラウン，サンドラ］［Ｂｒｏｗｎ，Ｓａｎｄｒａ］
１９４８年テキサス州生まれ。モデル、女優、テレビのレポーターを経て作家に転身。のべ７０００万部以上を売り上げ、３３カ国で翻訳されるベストセラー作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みうか
63
４歳の娘エミリーのシングルマザーであるオナー。ある日、自宅の庭で倒れていた男に声をかけてみたら・・・なんとニュースを賑わす銃撃事件の逃亡犯！？危険な空気を漂わせる男と何も知らない母娘、一体この先どうなるのか・・・！/サンドラ・ブラウンらしいサスペンスとロマンスの世界、楽しみました。黒幕The Bookkeeperの正体はギリギリまで絞り込めなくてハラハラドキドキ！警察もFBIも信用できない展開っていうのがスリル感を上げてくれる。きっちり締めない終わり方もいい意味でモヤっとできて、想像を膨らませられました♪2018/08/12
naoっぴ
42
【@残暑恋愛週間】面白かった！庭に倒れていた男を助けたら、なんと大量殺人の容疑者だった。ところが事実は二転三転、とんでもない黒幕の存在が明らかになっていく。男の正体がわからないうちはストーリーがなかなか進まないのですが、それ以降は一気に爆走。ハラハラ感満点のサスペンスにロマンスのドキドキが加わり、これぞ海外ロマンスミステリーの醍醐味。潜入捜査官なんていう設定もちょっとわくわく。そして読み手に委ねられる余韻あるラスト。映画を一本観終わった気分になりました。2014/08/30
ち～
41
幼い娘と二人で暮らすオナーの家に、怪我を負ったコバーンがやって来た。7人の命を奪ったその殺人犯は、亡くなった夫が「何か」を隠しているという。それが何か分からないまま命を狙われ3人の逃避行が始まる。夫の潔白を晴らすために行動を共にすると決めたオナーは徐々にコバーンに信頼を寄せていく。そしてコバーンも、殺伐とした人生で初めて子供との交流や愛する事を体験し、後悔し死を恐れる事を知る。ラストの空港でのシーンでは、彼のオナーやエミリーへの想いに泣きそうになった。もっと2人のその後を書いて欲しかった。2019/01/03
Rin
24
大量殺人事件の容疑者コバーンと未亡人オナー。娘エミリーと共に暮らすオナーの家へコバーンが押し入る所から始まるストーリー、登場人物が多く場面転換が多いながらも、スリリングな展開に一気に読んでしまった。徐々に心の扉が開いていくコバーン😭 オナーも受け止めるだけの強さがあり、エミリーは仕事しすぎ(笑) ラストシーン、続きが気になるとも言えるけど、コバーンの想いの深さに涙がじわっと……きっと知らなかった幸せを得ることができるんですね。2021/09/15
kiisuke
19
普段あまり読まないジャンルですが読友さんのレビューでそそられて♪いつもゆっくりちょこちょこ読みの私ですがラストは目が離せず一気に読み進めました。これが海外ミステリーのロマンスなんだ〜。いいな♡ロマンス部分特に好きでした〜。海外ミステリーに興味が出てきた。絵本ばっかり読み聞かせてる場合じゃない！他のも読んでみよう♪2014/09/27
