感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
109
上巻でしっかりと築きあげた世界観を見事な流れで継承し、一気にラストまで読ませてくれました。一行一行、そして一文字にすら北海道オホーツクの魂が宿ってるかのような作風はきっと渡辺淳一先生にしか書けないんだろうなぁと思います。読む年代によってもありがたみみたいなものの伝わり具合は大きく異なってくるのでしょうね。十代や二十代で読んだとしても、作品の持つ厳かな雰囲気を感じることはちょっと難しいかもしれません。男女の関係、距離感については読み手によっても時代の捉え方も異なると思われるので、なんとも言えない作品でした。2017/04/08
ゆめ
30
主人公になりきり ちょっとわかりにくい影のある男性に恋をしてみた。なかなか手強かったが久しぶりの駆け引きを楽しんだ。北海道はやはり好きだなぁー。楽しかったです。2015/10/01
erikaww
2
物語は美しい北海道の風景とともに、まるで氷が流れていくかのように静かに進んでいくけれど、深い情熱を感じた。2012/05/16
丰
0
Y-202004/03/26