内容説明
「ホンモノの長嶋をはじめて見たのは昭和33年の後楽園球場開幕戦。長嶋のデビュー戦だった。けっきょく国鉄スワローズにジャイアンツは完敗。長嶋の三振する姿が目に焼きついて、その日から長嶋は私の心、私の生活の中心に高く高くそびえたつ神様のような存在になってしまった」東京・杉並の乾物屋の息子として育ち、いま民芸品店をもつ著者のユーモア溢れるオリジナルエッセイ集。
目次
長嶋様は神様だ
長嶋様に会いたい
ベースボールはポエムだ
3月3日は長嶋様の日
来年はねじめ宗吾郎
コトバの骨はずし
母は強し
景気後退宣言
父の白ワイシャツ
鰹ダシの良いにおい
天せいろう
ラーメンは健康のバロメーター
商人は農業から学ぶ
生まれてはじめて蕁麻疹になった
耳なしサンドイッチ〔ほか〕