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集英社文庫
リンボウ先生の閑雅なる休日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087478341
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

江戸の粋人・井原西鶴。かれは、俗を愛し、俗に溺れず、澄み切った眼力で世の有様、人の成り行く果てを観察し切った。この境地こそ、理想的な「閑雅なる」生き方だと、リンボウ先生は思う。専門の書誌学、国文学はもちろん、音楽、詩、能、英国文化、食、車と、様々なジャンルに造詣が深く、五感をフルに躍動させて人生をたのしむ著者。多彩な知識と、暮らしに対する確かな眼ざしがきらめく、名エッセイ集。

目次

第1章 田園へ(近代の置き忘れた視点;風物詩としての音楽 ほか)
第2章 暮らす(「茶」というメディアを巡って;木の庭 ほか)
第3章 旅へ(このイギリス的なる…。;アンダー・ステートメント ほか)
第4章 歌う、詠う(地に花、唇に歌;精神の慰安としての声楽 ほか)
第5章 ノスタルジア(詩人・酔人・粋人;私とクラシック音楽 ほか)

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生。作家・書誌学者。「イギリスはおいしい」で日本エッセイストクラブ賞、「ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録」で国際交流奨励賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

66
最近知識人系の本を読むと内容や知識に読み応えがあることもさることながら、人の繋がりが大切であるなと痛感する。2019/04/15

Emi

2
ノスタルジックというか、迷子の夕暮れを思い起こさせる…。 「イギリス」や「食」というわかりやすいテーマに沿って書かれているわけではないので、一見するとストーリーに脈絡はない。 なんだかどこかに迷い込んだような、不思議な気持ちになって読了。2021/04/12

キヨミン

1
再読。2017/02/19

カティサーク

0
林望先生といえばイギリスに関するエッセイのイメージでしたが、この本は題材が様々で、違う味わいのあるエッセイだった。電子メールに対しての考え方が意外でした。2013/08/21

潟山男

0
のんびりとイギリス風の暮らしをしたくなる。仕事だけではない、良い趣味を持った素敵な大人のエッセー。2012/06/21

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