集英社文庫<br> 今夜は心だけ抱いて

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集英社文庫
今夜は心だけ抱いて

  • 唯川 恵【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 集英社(2012/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087468922
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

いま17歳になったら、何がいちばんしたい?
47歳バツイチの柊子と幼い頃に別れた17歳の娘、美羽。久しぶりに再会した二人は、事故で心と体が入れ替わってしまう。青春時代に戻った柊子と、大人の世界に放り込まれた美羽の運命は?(解説/東えりか)

内容説明

47歳の経験と智恵があって、身体が17歳だったとしたら。あの頃、躊躇してできなかったこと、悔いの残ったことを、もう一度やり直せるとしたら。バツイチの柊子と、幼い頃に手放した娘の美羽の身体が、ある日、入れ替わった。久しぶりの学校の試験に四苦八苦しながらも若さを楽しむ柊子。一方いきなり30歳も身体だけが歳をとってしまった美羽は…。母と娘、女と女として向き合うふたりの運命は。

著者等紹介

唯川恵[ユイカワケイ]
1955年金沢市生まれ。金沢短期大学情報処理学科卒業。銀行勤務を経て84年「海色の午後」で第3回コバルト・ノベル大賞受賞。以後、恋愛小説やエッセイを発表し、2002年『肩ごしの恋人』で第126回直木賞受賞。2008年『愛に似たもの』で第21回柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

60
どうせ最後は元に戻るのだろうという予想を見事に裏切ってくれる傑作。その後の展開の想像の幅が広がり長く印象に残る。この集英社文庫の東えりか女史の解説よりも朝日文庫の温水ゆかり女史の解説の方が個人的には好み。今回は朝日文庫(佐倉城近くで購入)で読み始め集英社文庫(丸亀城近くで購入)で読み終えた。2014/09/10

mazda

39
一気読み。設定もストーリーも面白かったし、ありえない、と思うだけに感情移入できた気がします。東野圭吾さんの「秘密」とも似ているけど、こちらはこちらでよいかな、と。一度離れ離れになっていた親子が、失われた時間を取り戻すような、そんな感覚でしょうか?オススメの1冊です。2014/02/11

ありちゃん@道東民

33
心が入れ替わった母子。こういった入れ替わりのストーリーは良くある話だけれど、本作は見事に裏切られ、斬新なラストだった。柊子と年齢的には近いので、わかるわかると思いながら読んでいた。若い時の恋愛は純粋で美しく、真っ直ぐである。でも、年齢を重ねると更にそうなるものなのかもしれない。歳を重ねたからこそ出来る恋愛があるのだろうと思う。17歳の娘の身体になった柊子のとった行動も良くわかる。若さを手に入れ、胸を張りたくなる。今後柊子はどのように生きていき、どのような恋をするのか楽しみであろうと思う。2017/05/08

との@恥をかいて気分すっきり。

31
心が入れ替わったのが母子で女性同士という設定。それも離婚した後に出会った母と娘というややこしい関係が物語に深みを与えている。青春と恋愛、自律をめざす女性と子育てをする母親としての立場、それぞれの葛藤と決意が立場が入れ替わることでクッキリと浮かび上がる。終わり方はふたつしかないから、こっちを選んだのかという感じ(笑)。2015/11/03

kaizen@名古屋de朝活読書会

10
最初は洋物?と思った。主人公の仕事で翻訳している文章が出ているという設定。作家ならではの、本を作る登場人物は現実味がある。 出版社を畳む話など。 長年、別離していた親娘が、人格が入れ替わるという話。 もっと直線的に、相手を理解できるようになると思いきや、 唯川恵らしい、へそ曲がりの一歩手前的な何かが面白い。 解説の温水ゆかりが書いてる。結末は、唯川恵らしく、余韻を残し、文学作品らしい、途切れ方。 単純なお芝居を読みたい人には納得感がないかも。2013/04/14

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