出版社内容情報
ちょっと視点を変えれば幸福力が上がる!
頑張って汗を絞らないと認められない日本社会は、幸福を感じにくい。今を楽しんで生きる、いい人間関係がある等、人間の中に必ずある幸福を招く力をピックアップ。エッセイ集。(解説/加藤登紀子)
内容説明
暴飲暴食でストレスを解消してきた仕事一筋のサラリーマンが、糖尿病になって初めて気づいた家族のこと。脳卒中で入院した女性が、リハビリ中にうれしいと言った理由。財政再建団体となった夕張で医療センターを立ち上げた医師の発想―。「がんばる」主義だった日本をやめて、しなやかさや弱さを認められる「いい加減」を実践している人達。人間のなかに必ずある幸福を招く力を引き出すエッセイ集。
目次
1章 頭はやわらかなのが、いい
2章 いい加減がわかれば、「老い」も「介護」も「死」もラクになる
3章 力を抜けば、健康で長生きなんて、簡単、簡単
4章 「いい加減」な余裕が、心の力になる
5章 こんな世の中になったらいいなあ
6章 迷いながら、「いい加減」に生きればいいのだ
著者等紹介
鎌田實[カマタミノル]
1948年東京都生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。74年、長野県の諏訪中央病院に赴任。一貫して住民と共に作る医療を実践。チェルノブイリの救援活動にも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Matsuki
1
読んでよかった◎そういう本でした。2012/09/06
Mist/shaker
0
そこまでいいかげんな内容でもないし、文中でワタミの社長を褒めていたのはただただ嫌悪感2014/07/16
つん
0
いいかげんって適当とかマイナスなイメージもあるけれど、良い加減って書くとなんだかほっと肩の力が抜ける。がんばりすぎているときに、もう一度いい加減な自分を見つめてみたいなぁ。がんばるときと、ほっと一息つくときのバランスって大切なんだと感じる1冊でした。2014/07/26
Fuyuki Ishihara
0
根底にあるのは『優しさ』だったり『思いやり』だったり…。“いいかげん”っていいなぁ。出会えてよかった一冊です。2013/12/24
ポロロッカ
0
☆☆☆☆ とても気持ちがあたたまるエッセイ。もっとゆっくり生きていきたい。2012/11/16