集英社文庫<br> せんべろ探偵が行く

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集英社文庫
せんべろ探偵が行く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087467208
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

安くて美味い! 酒呑み垂涎の店が満載!!
「せんべろ」とは千円でべろべろになれるまで呑める店のこと。らもさん率いる酒をこよなく愛する中年たちが、全国津々浦々の安くて気取らない店をレポート。特別座談会も収録。

内容説明

“せんべろ”とは、千円でべろべろに酔っぱらえる店のこと。酒をこよなく愛するらも団長を先頭に、酒さえあればご満悦の中年探偵団が居酒屋巡礼の旅に出た。せんべろの聖地・大阪は新世界から始まり、東京、金沢、博多など、安くて気取らず、美味いアテを揃えた店を探して日本全国を駆けめぐる。文庫化に際し、らもさんゆかりの“せんべろ名店”で開催された爆笑座談会を収録。ラストオーダー決定版。

目次

突入!せんべろパラダイス/大阪・新世界
色街のネオンを肴に/横浜・黄金町
立ち呑み屋の海に漂う/大阪・京橋
「忘れようとしても思い出せない」/名古屋・大須
「安いうまい多い」の三冠王/神戸・新開地
下町に息づく老舗/東京・南千住・北千住
居酒屋界のニューウェイブ/東京・茅場町・赤羽
らも家で“いえべろ”/宝塚
痛快!角打ちのはしご/博多
貧困小説が似合う町/大阪・阿倍野
これぞ瀬戸内海の豊饒/岡山
鳥獣の珍味に酔う/大阪・池田
大衆酒場の神髄にふれる/東京・十条 東十条
市場で飲む幸せ/神戸・三宮
つげ義春的名店/広島・福山
隠れ家でめくるめく酒宴/金沢・医王山
ラストオーダーはらも家で
酔いどれ座談会“せんべろ”から“ぜんべろ”へ

著者等紹介

中島らも[ナカジマラモ]
1952~2004年。兵庫県尼崎市生まれ。大阪芸術大学放送学科卒。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞受賞

小堀純[コボリジュン]
1953年名古屋市生まれ。「名古屋プレイガイドジャーナル」、大阪の「プレイガイドジャーナル(ぷがじゃ)」編集長を経て、現在はフリーの編集者・ライター。中島らもの作品集のほか、北村想の戯曲集など演劇書の編集も数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

129
「せんべろ」という言葉がある。千円でべろべろに酔える店ということだ。これが中島らもさんのこの本から来ているとは知らなかった。「酒呑みの聖地」大阪・新世界を皮切りに全国を行脚する巡礼の旅。大阪は京橋、阿倍野、神戸・新開地、名古屋・大須、東京は茅場町、十条、北千住などとどれも濃い街だ。「ただ安けりゃいいというものではない。気持ち良く呑める店の雰囲気があって初めて"せんべろ"が成り立つ」ホントその通りだと思う。かなりディープなお店ばかりだけど、一つくらいは怪しく探検してみようかな。★★★+2016/09/29

gonta19

97
2011/8/2 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2017/2/21〜2/27 千円でベロベロになれる、ということで「せんべろ」ではあるが、これがらもさん発だとは知らなかった。明るい悩み相談室で使ってたんだなぁ。しかし、紹介されるお店のどこも魅力的なこと。機会があればぜひ行ってみたい。 あと、何と言っても驚いたのが、我がふるさと藤井寺の市場内のクジラ専門店の話が出てきたこと。子供の頃、ここで買った尾の身を使ったハリハリ鍋が大好物だったなぁ。あれを旨い日本酒とともに食べたいなぁ。2017/02/27

へくとぱすかる

72
「明るい悩み相談室」とか、かつてよく読みました。関西人が会話をすると自然にマンザイになるというのは、この本を読む限り真実です。「せんべろ」という言葉は知っていたけれど、まさか、らもさんの発明とはね。読んでいるとなんだか、本当にらもさんと呑んでいる気分になるから不思議。いえ日本酒は飲めないんですけどね。文庫だと、580円+税べろですな。しかもノンアルコールです。おもろうてちょっぴりかなしいラストオーダーでした。2020/01/23

HANA

47
「せんべろ」とは千円でべろべろになるまで酔う事の意。内容はおっさん三人がひたすら飲み歩くという色気も何も無いものであるが、全編駘蕩とした空気が漂ってくるようで実にいい。入る店も肩肘張った高級店でございっていう店は一軒も無く、そこがまた素晴らしい。ただほとんどの部分を小堀純が執筆しており、中島らもはわずかにエッセイを書いているのみ。中島らものエッセイ集と思って読み始めたんだけど、少し当てが外れたかな。面白かったし、言行録っぽくて良かったけど。読んでいるとアテを食べながら一杯やりたくなる一冊でした。2015/08/16

Shoji

37
単なる大衆酒場の紹介ではない。 単なる酒飲みグダグタのエッセイでもない。 ザッツオバカンサイ中島らもの手にかかると哀愁が漂ってくるのだ。 楽しいのに切ないのだ。 ところで、「せんべろ」とは中島らもが最初に造語した言葉とのこと。 朝日新聞関西版が記事で「関西遺産」として「せんべろ」を認定しているらしい。 天下の朝日新聞が正々堂々と記事にするところがいかにも関西。 中島らもとせんべろは永遠に不滅なのだ。 2016/04/21

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