集英社文庫<br> ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺

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集英社文庫
ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺

  • 田中 啓文【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 347p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784087460742
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

上方落語の大看板・笑酔亭梅寿のもとに無理やり弟子入りさせられた、金髪トサカ頭の不良少年・竜二。大酒呑みの師匠にどつかれ、けなされて、逃げ出すことばかりを考えていたが、古典落語の魅力にとりつかれてしまったのが運のツキ。ひたすらガマンの噺家修業の日々に、なぜか続発する怪事件!個性豊かな芸人たちの楽屋裏をまじえて描く笑いと涙の本格落語ミステリ。

著者等紹介

田中啓文[タナカヒロフミ]
1962年大阪府生れ。93年「凶の剣士」で第二回ファンタジーロマン大賞佳作入選、ジャズミステリ短編「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

137
この方の作品はアンソロジーでしか読んだことがなかったのですが印象に残ったので他の本も読んでみることにしました。この作品は頭を金髪にした若いヤンキーの様な主人公が関西の落語の重鎮に弟子入りします。連作でひとつづつ落語の主題のような話が収められていてある意味人情的です。落語家が関西らしく非常に個性的で癖があります。主人公もいやいやながら落語にのめり込んでいく様子が楽しく描かれていてあと2冊読んでみようという気になりました。2023/03/16

ユメ

80
かなりひさしぶりに読んだのであらかたのことは記憶から抜け落ちていたのだが、よくこんなに個性的な登場人物たちを忘れていたものだと自分を不思議に思う。各章の章題となっているのは古典落語の演目で、毎回その筋と絡めた事件が展開するミステリー。竜二がどんどん落語の魅力にとりつかれていくことも手伝い、自然と落語に興味が湧いてくる。「古き良き大阪」の空気を保存しているのが上方落語なら、それに耳を傾けることは、せかせかした日常からしばし抜け出して羽を休めることなのかもしれない。一風変わった竜二と梅寿師匠の師弟愛が好きだ。2015/05/27

あっくん

78
初田中啓文さんです。無理矢理落語の師匠・梅寿に弟子入りさせられた竜二の成長物語。落語とミステリーの組み合わせが楽しいです。破天荒な梅寿が憎めないです。2016/02/25

昂 ふたたび

65
落語は楽しいですね。笑いあり、涙ありの人情話に、事件が絡んで、ワクワクしました。面白かったです。破天荒な梅寿師匠の愛情の深さ、ザビエルさんに目頭が熱くなりました。おかみさん、素敵。生で落語が聴きたくなりました。2015/06/04

Kazuko Ohta

61
トサカ頭のヤンキー少年を更生させようと、元担任教師が送り込んだ先は上方落語の御大のもと。落語が好きなので楽しく読みはじめましたが、各々にモデルがいるとおぼしき噺家たちに、酒癖の悪い奴が多すぎる。師匠なんてあまりにゲロゲロ吐くから、こっちまでオエ~ッ(笑)。元ヤンが意外な推理力を発揮して、寄席や楽屋で起こる事件の謎を解き明かす。これがまたわりとヘヴィーで殺しまで起きる。この第1巻の終盤に、元ヤンがようやく落語の面白さに気づきます。第2巻以降はどうなることやら。もうちょいゲロ描写控えめでお願いしたい。(^^;2020/08/24

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