内容説明
真性お嬢さまだけが集う華雅学園。ミシェールことあたし浅葉未来は中等部の三年生。生粋の華雅エンヌしか入れない社交クラブ「ソロリティー」のメンバーなの。でも、そんな優雅なお姉さま達との日々に終止符が打たれる日がやってきた。ノスタルジーに浸るパパのせいで転校することになってしまったの!海の見える丘の家から通うことになった「森戸南女学館」ってどんな学校なのかしら…。
著者等紹介
久美沙織[クミサオリ]
1959年4月30日、盛岡市生まれ。上智大学文学部哲学科卒。O型。在学中の79年、『小説ジュニア』(のちの『Cobalt』)に短編デビュー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
29
再読。高校時代の記憶がだんだんと薄れていく中で読むと、あの頃の懐かしい生活を思い出せる。2013/10/20
陸抗
14
学生時代、本屋で見かけたけどイラストが好みじゃなくて読まなかったけど、新装版が出てたので手に取りました。お嬢様学校から、普通の(?)女子中へと転校した未来。新しい学校には馴染めず、前の学校に戻りたいと嘆く日々だったけど、嫌がらせをされたら容赦なくケンカする。少しずつ、学校に馴染めた頃に、クラスメイトの兄の好意も絡んできて、面白くなってきた。何より、ポケベルも携帯もない、当時の雰囲気を味わえたのが嬉しかった。2018/05/08
扉のこちら側
7
2004年頃初読。当時は主人公に近い年齢だったから、自分の学校生活に重ねて読んだのを覚えている。2004/10/20
Koning
4
久々に読みたくなって図書館で(w。つか、表紙が変わってて愕然としたのは内緒。めるへんめーかーさんだと今の子には売れないのか?とか(まぁ当時でも個性的過ぎるといわれたりしたけど)。筋はおそらく皆さん書いてらっしゃると思うので(略。でも、こういう人ちょっと昔はマジでいらっしゃったんすよね(汗。大学時代の聖歌隊にも天然培養か!って方いらっしゃいましたし。でも注釈が付いてるとは(汗。 でもあれだよね、天然お嬢様と思いきや瞬間湯沸かし器っていいキャダだよね。2012/10/23
りつか
3
すんごいぶっ飛んでてぎょええええ、ってなってしまってた。お嬢様学校ってすごいな。でもこれ、約30年前に書かれた作品だったのね。今読んでもとても面白い。あと杉丸ちゃんいいキャラしてると思う。2011/08/18