内容説明
吸血鬼と噂されるノイシュガットの女伯爵、フロリアン。忠実な召使マイアは、彼女が要求する若くて美しい男を捜していた。そこへ現れたのは、ギーゼン公領の公子カディス。噂の真偽を確かめるためにフロリアンに会いにきたカディスだったが、彼女が本当に吸血鬼ならば結婚したいと考えていたのだ。何も知らないマイアは、フロリアンを喜ばせるためにカディスを城へ案内したのだが…。
著者等紹介
倉世春[クラセハル]
5月11日生まれ。青森県在住。北海道薬科大学卒業、現在薬剤師。「祈りの日」で2002年度ロマン大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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