内容説明
都ザイクルーヴが陥落し、一夜にして国王一家が消えた―。報せをうけたマイは、すべてを凍らせる雪嵐の中、ザイェンへと急いでいた。王太子として何をなすべきか、何ができるのか。焦燥に焼かれながら、都に着いたマイを待ち受けていたのは、信じがたい、おそるべき事実だった!そして、マイを追ったポーシアとルーは、ある企てを思いつくのだが…!?新・伝奇ロマネスク、急展開。
著者等紹介
響野夏菜[ヒビキノカナ]
1972年11月20日、埼玉県生まれ。『月虹のラーナ』で1991年下期コバルト・ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みとん
7
マイの大事なナーシアにそっくりな少女たち。ようやく真実らしきものが明かされ始めました。何となくはぐらかされていたユサーザの真実まで。いやー!聞きたくなかったー!王宮の王族が次々と消えたのは、消えた者たちは全員「灰かぶり」で、マスターが死んだから?なんか、大変な事態です。これまで「ザ・悪役」だったアーシアちゃん。彼女も色々思うところがあったのね。悲劇のヒロインポーシアちゃんがどうなるのか。王都がどうなるのか。最終巻が楽しみです。このシリーズは処分せずに本棚か押し入れに残しておこうと思います。2016/05/01
龍田
2
友人から借り本。2012/07/11
ぽぽりん
2
どんどん寒くなっていくなあ。春は来るのかしら。マイも大変だけど、ポーシアとルーが気になる。大丈夫なんでせうか。やっとアーシアとポーシア(ナーシア)の関係がわかった。アーシア、やな奴だけど生い立ち考えると一概に責められない。だけど、これ以上の悪さはしないでほしい。ところで、このシリーズやたらひらがな表記多いんだけど何か意味あるのかな?ひらがなのせいで読みにくい箇所もあるんですけど。2011/09/22
朱雀
1
ナーシア(ポーシア)とアーシアの秘められた過去が後半に明らかになる。鏡の宿命って面白いなぁ、わかりにくいけど。まさかのユサーザが!?とか驚くことが多い巻だったな。2012/09/27
pomme
1
☆☆2011/08/18