コバルト文庫<br> 赤の神紋〈第7章〉―Dark Angel Appearance

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コバルト文庫
赤の神紋〈第7章〉―Dark Angel Appearance

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086000673
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

前オーギュスト役・新渡戸新との対決となる舞台『赤と黒』が幕を開けた。初日早々、ケイは榛原憂月から「零点」の評価を下される。榛原がオーギュスト対決に秘めた真意とは?一方、劇場に向かう途中、交通事故を起こした響生は意識不明の重体に陥っていた。知らせはケイを混乱におとしいれ、ついに紐解いてはならない禁断の過去を暴いていく…。三者の情念が絡まり合う中、対決は佳境へ。

著者等紹介

桑原水菜[クワバラミズナ]
9月23日千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

12
副題に衝撃。劇はスタンドプレーではなく、協力して作り上げるからこそ、成り立つ。相変わらず、生死の境を彷徨ったのに馬鹿の一つ覚えしかできない連城と死神且つ暗黒天使で連城を執着させる榛原に嫉妬を抱くケイ。私は精神の一卵性双生児としてフォローし、その名の通り、新しい段階へ踏み出せた彼に祝福を贈りたいです。それにしてもこの作品を読んで(朗読、動作再現有り)いると舞台に立つケイのように登場人物に同調して飲み込まれそうな時が何度もあります。読後、心気や体力も消耗して早く、続きが読みたいのに1日1冊が限界かもしれません2012/06/17

たろさ

2
連城の事故。意識不明となった連城にショックを受けるケイは、母親とのことも思い出し、芝居にも影響するようになる。榛原によって、文字通り叩き起こされた連城。覚醒して、万々歳とならないのが、このお話のすごいところ。ジェットコースターのように、二転三転して、連城は結局ケイを受け入れることができなかった。榛原からも酷評された連城は、とうとう榛原に。。。2018/11/07

ロェント

2
再読。2016/03/20

momo

1
連城が生死の境を彷徨う重傷を負ったことで、ケイの過去に秘められたタブーが浮き彫りに。そんな中で、心身ともにガタガタなケイを全力で支える新がどんどん良い男になっているのが分かって楽しかった。新が一度死んでからここまで良い方向に変わった一方で、リアルに一度死に掛けたはずの連城は相変わらずな煩悶と過ちを繰り返しているのは何故なのか…。そしてケイに対しても連城に対しても、榛原の真意が言葉通りではない気がしてならない。2014/01/30

みなと

1
一気読み。舞台観に行きたいなあ。2010/01/30

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