出版社内容情報
日本初の生活評論家・吉沢久子99歳。自立の意思を持って、心豊かに暮らすことこそ人生の贅沢。すべての女性の生き方バイブル。
吉沢久子[ヨシザワヒサコ]
内容説明
「美しいものを見逃すな」夫の言葉です。いくつになっても「面白がりの精神」で!手作り柚餅子のおいしさ、知っていますか。一番だしをとった日は茶碗蒸しを作ります。ひとりを慎む暮らし方。
目次
第1章 自立の作法―なんでも足していく考え方(なんでも自分で決めて生きてきました。;辛いことや悲しいことがあっても人は、もう一度立ち上がる。 ほか)
第2章 食いしん坊は幸せへの近道(健康も、食があってこそ。;「柿とこんにゃくの白和え」が、自分のために、料理を作る喜びを思い出させてくれました。 ほか)
第3章 人生のぜいたくは人との出会いにある(人間関係の貯蓄は何より貴重なものです。;暮らし上手で、生活力もあった姑・光子は、私の憧れの女性です。 ほか)
第4章 ひとりでも生きるということ(自分のできる範囲で暮らすことが大切。;遺言書に自分の意思を綴って、ほっとしました。 ほか)
著者等紹介
吉沢久子[ヨシザワヒサコ]
生活評論家。1918年、東京生まれ。文化学院卒業。速記者となり、文芸評論家・古谷綱武氏の秘書を務め、その後、結婚。日々の暮らしの中で培われてきた、日本の伝統的な生活の知恵や技を研究し、現代の生活に提案し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
13
《私-図書館》理想の年の重ね方をされてる方。子供がいないし、旦那を亡くし、独りで老後を過ごすつもりだから、参考にさせていただきます。2018/05/04
一彩
2
再読。「人にお願いするときは,目を半分つぶって・・・」だよね。2018/05/18
藤鼠(ふじねず)
2
毎日似たような暮らしの中にも小さな変化があって、それに気づき、さらに興味を持って接してみることが大切なんだなあ、と思いました。何気ない小さな幸せと、穏やかな時間の流れが感じられる一冊でした。2017/11/04
がんぞ
2
『通販生活』のCMでおなじみ。「老後も一人暮らしをつづけつつ、親類以外の人間と対等な関わりを持つ生活を維持できれば」とは誰しも願うところ。やはり現役時代の人脈と機知=問題解決能力がモノを言う/民主党政権は愚行権の実例だったが、レンホーが支那のスパイであることが確定したのは良かった(疑惑を晴らすには一家心中しかないが、多分しないだろう)(権力を行使する側には「疑惑には『有罪が前提』『無罪立証責任は政治家にある』の法理がなりたつ」)。電力労組に言っておきたい、流用の疑惑を晴らすには核武装が唯一の解決策であると2017/05/01
一彩
2
「自分が過ごした時間に自信を持つことは,心の安定のためにもとっても大事なこと。」 一日いちにちを大切にすることが2017/05/03