出版社内容情報
なにげない毎日こそが、尊い。余命宣告を越え生きる猫こむぎとの日々の記録。インスタグラム人気アカウント待望のフォトエッセイ!
内容説明
まんまるな目と短いしっぽ。見るものをとりこにして離さない不思議な猫、その名は「こむぎ」。先天性の心臓疾患を抱えながらも懸命に生きるその姿が教えてくれる、幸せのありかた。Instagramで25万フォロワーを超える大人気アカウントが待望の書籍化!
目次
こむぎ物語(出会い;引っ越し;去勢手術;病気の発覚;tomo’s essayこむぎの病気のこと;カフェ;インスタグラム;チャリティー本;tomo’s essay こむぎを応援してくれる方々)
こむぎとtomoの生活(こむぎとの会話;tomo’s essay私のライフスタイル;こむぎのお気に入り;tomo’s essay病気の猫を飼うということ;こむぎの表情;こむぎ大好き)
著者等紹介
tomo[TOMO]
2011年より、写真・動画のソーシャルネットワーキングサービス、インスタグラムにて、猫の「こむぎ」の写真をアップロード。その世界観とこむぎのかわいらしさが日本国内のみならず海外でも人気を博し、2014年6月現在、25万人を超えるフォロワーを誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すい
52
公園で保護されたこむぎちゃんは、tomoさんに保護されて幸せな猫になりました。けれど3ヶ月後『心室中隔欠損症』という病気が発覚、余命宣告を受けました。余命半年から現在まで、約3年tomoさんと幸せに暮らしているこむぎちゃんは、ずっと生きるための努力をしています。朝と夕方のお薬は欠かさず飲み、1ヶ月に1度は必ず病院へ通います。興奮すると発作が起きるので、元気よく走り回ることもできません。それでもこむぎは幸せです。病気の猫と一緒に暮らすという覚悟。私も経験があるので辛さ苦しさがよくわかります。でも、(続く) 2015/05/20
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23
初版2014年。重い病気を持ちながらも、一生懸命生きるこむぎちゃん。tomoさんに拾ってもらえて、よかったね。たくさんかわいがってもらっているんだろうなーというのが、すごく伝わってきます。くりくりの目がかわいすぎる。いろんな表情を見せてくれて、ありがとう。いつまでも元気で過ごしてくれますように。第2弾、発売希望します!2014/09/14
もーちゃん
13
たれ目が超カワイイ!大事にされてる事が伝わってくる写真集は癒される。2014/09/03
織町
12
“こむぎは出会ったときからずっと、生きるために一生懸命がんばっていると思います。本当に本当にいい子、こんなこむぎだから、私も一緒にがんばれるのです。”先天性の心室中隔欠損症を患っていたこむぎちゃんに対するtomoさんの愛が詰まった一冊。tomoさんのことが大好きで、人が大好きで、おもちゃも大好きなこむぎちゃん。思いきり走れなくても思いきり生きていたんだね。きっと、なんで生きてるんだろうなんて考えもせず、ただただ、生きていたんだろう。それが生命力なんだろうな。すごいな。最後のときまで、幸せだったんだね。2018/02/01
sui
11
14-66。本屋さんでたまたま目についたので手に取ってみました。愛猫との生活を綴った写真集?と見てみると、「こむぎ」は元のら猫だったことや、先天性の心臓病を患っていることなどが書かれていて、きちんと読みたいと購入しました。こむぎとの、本当に何でもない日々のことや、けれどその何でもない日々こそが優しさで溢れたとてもかけがえのないものなのだと、飼い主さんの飾らない素直な言葉の端々からまっすぐに伝わってきます。辛いこと、挫けてしまいそうなことも含めて、なんて幸せな2人なのだろうと涙じわり。普通の喜びこそが一番☆2014/07/31