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内容説明
リンネ・サザンクロス。誰もが知る最強の聖騎士にして、剣帝以外にこれまで唯一、魔王討伐を成し遂げた存在。―そして、魔術師ラグが過去に残してきた師匠と、同じ名を持ち、同じ顔をした少女。新たな魔王を倒したラグは、英雄として表彰されることになった。すると剣帝により、これを機にした、残りの魔王討伐が宣言される。剣帝やリンネ、それにクラスメイトのクラウやリサたちと、ラグは北の大陸へ遠征に向かう。その中でラグが触れあったリンネは、普段凛として雰囲気とは異なる表情を見せて…!?「―君と話していると、知らない感情が湧いてくる。ひょっとして君は…」千年の時を超えた最後の賢者の無双ファンタジー、待望の第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彼方
10
世界を救い、新たな災厄となった師匠を倒すべく残りの魔王討伐に赴くラグ。剣帝や弟子・クラウらと共に北の大地へ遠征に向かう中、最強の聖騎士にして師匠と同じ名・姿をしたリンネが普段とは異なる表情も見せて…第2巻。ヒロインとのイチャイチャは楽しくもほどほどに早くもクライマックス、魔王の力を継いだワケや神話さながらの決意の込もった背景…師を思い弟子に思われた、ラグの戦う理由と…一気に物語が収束していく様は見事でしたね…賢者として限界はない、最後の一太刀も納得な。やっぱりツカサ先生の構成力や細かい心情はさすがな出来。2021/04/02
真白優樹
8
ラグが英雄として表彰され、剣帝が残りの魔王討伐を宣言する中、北の大陸を舞台に魔王との戦いが始まる今巻。―――戦え、願いを切り捨てでも自らの想いを押し通す為に。 北の大陸を舞台に魔王とその軍勢との戦いに飛び込んでいく中、剣帝の力の正体とリンネの正体が明かされ、ラグが新たな力を振るう巻であり、ド派手なバトルとそれぞれの成長が光る巻である。魔王を討てど、まだ不穏の種は見える世界。この世界をもっと長く、終わりまで見てみたいと願う次第である。この先の世界の行方が見れる事を切に願う。 期待を込め次巻も楽しみである。2021/04/04
416
2
シリーズ第二巻、魔王討伐編ということで予想以上にストーリー進捗がはやく正直驚いているのですが、内容そのものについてはとても楽しく読ませていただきました。後書きにあるように前巻に引き続き前後編構成の内容だったということで、若干魔王戦が駆け足な印象はありますが、かなり綺麗に終わったかなとも思います。個人的には続いてほしいと思っています。実際、賢者周りの要素にまだ謎が多いですし、精霊周りも片付いたとは言い切れませんしね。今後がどうなるのかはわかりませんが、続きが出ることを期待しております。2021/05/08
Junta
0
★★★★☆ 魔王や魔神を倒して完結。漫画を購入するか悩むところ。2023/08/04
Makos
0
シリーズ第2巻にして思ったよりも早く魔王に迫ったので驚きもあり。分隊ハーレムもメインヒロイン(?)もどちらも強力なので、是非このままの勢いで続いてほしいところだが。2022/03/02