内容説明
ターミナルデパート、高級住宅地…国鉄に対抗し「官」からの独立を志向する関西私鉄は、沿線に市民文化を花開かせ、「民衆の都」大阪は東京をも凌駕した。だが、大正から昭和への転換、昭和天皇行幸を機に、大阪の街は次第に「帝都」へと変質してゆく―。鉄道と天皇という視座から日本近代の思想史的断面を描いた、著者代表作。
目次
はじめに―昭和大礼の光景
第1章 私鉄という文化装置
第2章 「私鉄王国」の黎明
第3章 「阪急文化圏」の成立
第4章 昭和天皇の登場
第5章 阪急クロス問題
第6章 「帝都」としての大阪
おわりに―「紀元二千六百年」の光景
著者等紹介
原武史[ハラタケシ]
1962年、東京都生まれ。放送大学教授、明治学院大学名誉教授。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学大学院博士課程中退。専攻は日本政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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