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星海社FICTIONS
トリック・トリップ・バケーション―Trick Trip Vacation―虹の館の殺人パーティー

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065105528
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

本格ミステリの王道「孤島もの」にまた一人、新たな挑戦者が登場。期待の俊英による鮮やかな謎と解決を、CLAMPによる装画が彩る

内容説明

現代本格の雄、文月優臣のデビュー三十周年記念パーティーに愛読者代表として招待された「僕」こと“中村あき”と、元探偵でクラスメイトの鋸りり子。絶海の孤島に集められた気鋭のミステリ作家と僕たちは、前代未聞の密室殺人に挑戦することになって―!?星海社FICTIONS新人賞から飛び出した、文句なしの本格ミステリここにあり!

著者等紹介

中村あき[ナカムラアキ]
1990年生まれ。2013年、『ロジック・ロック・フェスティバル~Logic Lock Festival~探偵殺しのパラドックス』で星海社FICTIONS新人賞を受賞し、デビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ami*15

34
館、孤島、密室殺人とミステリーとしては定番ですが好きなネタが充実していて、思っていたよりも楽しめました。キャラの濃い作家たちと2つの殺人、各所に散らばった伏線の数々、構成としてはシンプルでありながらも最後まで読んでみて改めて「ミステリーって本当に面白い」ということを感じさせられた作品でした。解決編は見事だったが、終章の内容がなんだか複雑な気持ちに…。りり子も謎の多い人物だったし、調べてみたところあきとりり子の物語はまだ何冊かあるそうなのでそちらも是非読んでみたいところです。(ちなみに今作は2作目らしい)2018/04/06

しぇん

6
色々物議をかもしだしたデビュー作から4年。まさかの続編が……。正直前作殆ど思い出せないまま読了。孤島+館物と基本的なミステリー物ですすみ読みやすかったのですが終盤はちょっと唖然としたり前作思い出せないと解らない展開に…。軽く読み返してから読むべきでした。2017/11/18

あんすこむたん

1
推理ショーにおいても否定される説が強引すぎるし、笑ってしまったレベル。フーダニットにしたのは正解と言えるが、欠点を隠しきれていない。最後の展開もかなり難がある。正直言えば新しさは無い。2019/05/16

戸坂くるはね

1
次作が来月に出ることを思えば大人の事情があった四年間だったんでしょう。前作の騒動でつぶれずに本格で再度勝負を仕掛けたわけですから相当な覚悟をもって書かれた一冊だと思います。よくやった!面白かったぞ!中村あき! 四年前騒いでた本格ファンを自称している方々に読んでほしい小説です。中村あきは確実に今後化けますよ。急いで読まなきゃ、あきに追いつかない!!!!!!! 来月の新作楽しみです。2017/11/20

茶々吉(パーソナリティ千波留)

0
「孤島」での「密室」、つまりは二重の密室での殺人事件ということで、ワクワクしたのだけれど、ちょっと強引すぎる気がして、途中から醒めてしまいました。 トリックが斬新なのは良いけれど、現実離れしすぎ。 しかもハウダニットとフーダニットに凝りすぎて、ホワイダニットがとってつけたみたいになっていました。深刻な理由の割に、あっさりと最後に説明されていたのが納得いかない。 あとがきに新本格派30周年に捧ぐ的なことが書かれていました。思えば綾辻行人、法月綸太郎、有栖川有栖ってすごかったんだなと思い返してしまった。 2018/01/28

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