KCx ARIA<br> ライトノベル 〈2〉

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KCx ARIA
ライトノベル 〈2〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 1冊/高さ 19cm
  • 商品コード 9784063805468
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

主人公は左々暗龍、大学生の人気ライトノベル作家。彼のファンだと名乗る少年ミカトと出会ってから、左々暗の周りでは奇妙なことが起こり始める。彼の書いた小説の登場人物と同じ名前の人間が小説通りの方法で殺されていき、謎の人物から届いたメールには「現実と小説のメディアミックスへようこそ」とあった。『中学生が人を殺す漫画を読み続けたら、その影響でちょっと人を殺してみようと思う中学生が続出するのか? そんなのわからない。だから、小説と現実の事件をちょっと混ぜてみて確かめてみよう』犯人はそう提案してきたのだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佳蘋(よし)

15
なんか・・・パンツくらい返してあげなさいって。2011/12/07

みなぎ

8
ミステリか、ホラーか?と思っていたら脱出ゲームが始まってびっくり。しかも全裸w しかし読んでるこっちも主人公が全裸ってだけで無性に心細いというか、身の置き場に困る思いをしました。パンツぐらい返してあげて……!! そして色々とモノローグが突き刺さる巻だった。「『未熟』にしか/『未熟』に渡せないものが/だから必要とされるなにかが/きっとあると/思ってるだけだ」ってのが一番刺さった。タイトルになってるラノベにも、漫画にもアニメにもゲームにも、ただ消費されるだけの『娯楽作品』でも、確かに何かを受けとってる。2011/12/12

堂上飛鳥

7
佐々暗 龍の前に現れる謎の少年、ミカト。ミカトの言葉によって、ラノベを書く目的が出来た龍。犯人は何のために龍の小説通りの事件を起こすのか。その謎は、やがてある事件に結びつく。今回もノンストップで、怒涛の展開だった。心理描写が上手くて、感情移入がしやすい分、怖い。龍が犯人に拉致されて、閉じ込められる所なんか、本当にゾッとした。…それにしても、加古川さん。言動がいちいち面白いんですけども…。イケメンなのに、少し残念…(笑)。2012/04/29

patapata

7
ミカトとその姉に降りかかった運命と心が少しずつ明らかになっていく中、今巻では左々暗自身が拉致され、まるでゲームのような「謎解き」を強制される…。 異常な状況の中、ひねくれているけれどとても誠実で優しい左々暗が愛おしく感じられます。「君を伝えなきゃ」という台詞が凄く好き。 それにしてもなるしまさんは、どうしてこんなに非日常的「日常」を感覚的にリアルに描けるんだろう。やはり上手な作家さんだな〜としみじみ。次巻が待ち遠しい。2011/11/12

あきなす

6
『通じない。届かない、いつも。ぼく、たぶんちゃんと戦いたい。ちゃんと言いたい』−−ミカトのこの台詞と、そのまえのササクラの台詞とあわせてなんだか涙出そうになった。【伝えたい】って、その幅やターゲットや質の違いはあるかも知れないけど、発する側はいつも純粋に、真摯に、切実にそれを思ってるんだなぁ、とか。……しかし表紙、あとがき読んで気がついたよ、ササクラ。流石「こいつなんの役にも立たねーな」タイプの主人公(笑)あー、加古川恰好良いw主人公を蹴落とす脇役たまらんw2011/11/22

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