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出版社内容情報
近未来ウィーン=ミリオポリスを舞台に、鋼鉄の四肢を持つ3人の美少女が送る「闘いという日常」!!! 鬼才 冲方丁が仕掛けた同時多発ストーリー「シュピーゲルシリーズ」の雄編が堂々「完全漫画化」!! 待望の第一巻は、黒い装甲ゆえに「黒犬」と呼ばれ、鉄の拳を持つ少女 涼月が自らが護る街を襲ったテロと直面する中、自らの拳に秘められた過去と対峙する「BLACK in THE STREETS」を完全収録!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マーム
10
姦しい3人娘で構成されるMPB遊撃小隊ケルベロス(「犬」を3つ組み合わせた漢字で表記)がテロリストたちと戦う物語。近未来ウィーン=ミリオポリスが舞台というのは意外な設定。1巻は「黒犬(シュヴァルツ)」と呼ばれる少女涼月の物語。鋼鉄の四肢を持つ少女たちですが、そのような体を持つに至った背景が結構重たい。テロを起こす犯人側にも一定の背景を描くあたりは、原作者冲方丁の面目躍如といったところでしょうか。2011/01/12
ヤギ郎
6
冲方丁『オイレンシュピーゲル』のコミカライズ。キャラの紹介や世界観の説明をしながら物語がはじまる。2020/05/21
コウ
5
読んで思ったのは、あの冲方文体があってこそのシュピーゲルなんだな、って事。2010/04/08
恣意果
5
沖方フェア2冊目。原作の忠実なコミカライズ化。原作の空気がうまく表してあり、面白かった。なのに、たぶん、漫画から入ると間違ってしまう罠。2010/04/07
ふぁぞむ
5
存外、丁寧にストーリーを追いかけてくれているので原作から入った私には嬉しいコミカライズ。一方で原作未読だとやたらと露出が多くて引くのではと心配してしまう。後、涼月と陽炎はもうちょっと大人っぽくてもいいかも。2010/04/06