講談社ラノベ文庫 雨乞い部っ！ 〈２〉 濡れよ若人、雨乞い甲子園

青柳碧人

講談社（2012/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 237p／高さ 15cm
• 商品コード 9784063752489
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

「雨乞い甲子園」の出場権を手にした弱小・都立曇天橋高校の面々は、次々と現れる色々な意味で強豪な輩と珍対決を繰り広げる！

棚から落ちてきた雨乞い甲子園の出場権を手に、会場へ向かう曇天高校の選手たち。全国から集まった猛者に、弱小校は苦戦を強いられる……と思ったが、ただならぬ強豪校は、ただならぬ展開で曇天高校のドベ部員・照島陽太に勝利を譲っていった。だがそんな幸運もそこまで、というとき、キャツ・アンド・ドッグス校の生徒から「演目を変えよ」というアドバイスが。共に闘う雨乞い部員の苦戦を目撃した陽太が選んだのは？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダイ＠2019.11.2～一時休止]

本作でもドタバタ劇。う～ん、なんかいろいろ伏線は張ったが回収していないって感じもするんですが・・・。

2017/12/05

[takaC]

手に入れてから更に100日程放ってあったけど難しくはないので読み出したら前と同じで一気読み。朝の電車で読み始めて夜の電車で読み終わった。プロットから小ネタに至るまで前にも増してレベルダウンしてたので一切記憶に残る前に過ぎ去って行った。三寒シヲンさんは何だったんた！？

2014/12/10

[ナガサワ]

前巻に比べて、随分とストーリー展開がなくなってしまった。誠に残念。なんか、ネタを仕込むだけ仕込んで、ガチャガチャした騒がしい話だけになっちゃってる。三寒シヲンとか、話を広げられそうなキャラも出てるのに。唯一の光明は山形代表ラ・フランス高校が優勝したことか？(ｵｲｺﾗ)しかも代表選手の名前『海坂ちぇり子』て、著者は藤沢周平も嗜むのか。

2013/06/15

[1_k]

これは酷いねえ、前巻は単につまらないだけでストーリーはまだちゃんとしていた。この巻は、思いついたジャストアイディアをただ並べただけじゃん！　主人公がこの決勝にあたってどういう思いなのか、それを阻む何かがあるとか、葛藤とか、そういうストーリーの根幹となる要素がスッカスカだよ！　ネタが面白ければまだ救いようはあるけれど、なぜ前巻がラノベ読者に受けなかったのか真摯な反省があるわけでもなく……。すっかりわたくしの中で駄作の基準と化してしまった某放課後バトルなんとかと比べても、酷い出来。今年ワーストか？

2012/11/05

[鈴木ジュリエット]

一巻と違ってほぼ競技の話でしたが、個人的にこの方の登場人物は恋愛に関して思考回路が宇宙人過ぎて、ラブコメには感情移入できないので、むしろ良かったです。ただ起承転結が、起承承承になっているのはいただけない。