感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こかち
5
今回は水銀拷問。大真面目なのに笑ってしまうところもあり。2019/06/23
ギルダーツ
3
「貧しいものの家に火をかけるような連中に正義はない」納得。2015/03/15
JACK
2
☆ インド研究者のフェイが追い求めた「ニルーファの涙」を手に入れた勇午は回教徒を一掃しようとするヒンドゥー教の狂信者団体HSAに囚われてしまう。最上位のカーストに属する活動家のミシュラは、「カーストには差別は無い」と断言する。勇午は下層のカーストに属する人々が差別され、家畜のような暮らしを強いられている事を指摘するが、ミシュラは「奴らは我々と同じ人ではない」と言うのだった。様々な人種差別が描かれ、勇午のエピソードの中でも辛い物語だが、最後のミシュラのセリフに救われた気がする。2012/03/15
よきし
1
インド編完結。カーストの闇。原理主義の狂気。領主の誇り。命を賭して目指した彼女の夢は、勇午と許婚、そして彼らの仲間たちによる戦いによって、ひとつの決着を得る。2012/01/03
bookish
0
高貴なものにかせられた義務。「貧しいものの家に火をかけるような連中に正義はない」2010/05/01