出版社内容情報
少年の旅は、甘くてほろ苦い。切なさの魔術師・乙一の快心ミステリ!少年の旅は、甘くてほろ苦い。
切なさの魔術師・乙一の快心ミステリ!
作家活動20周年、傑作ついに文庫化。
大富豪の家を狙い財宝を盗み続ける大悪党ゴディバと、国民的ヒーローの名探偵ロイズ対決は世間注目の的。健気で一途な少年リンツが偶然手に入れた地図は事件解決の鍵か!? リンツは憧れの存在・ロイズと冒険の旅にでる。王道の探偵小説の痛快さと、乙一が仕掛ける意外性の面白さを兼ねる傑作、待望の文庫化!
この作品を書くすこし前にポーランドへ行く機会があった。アウシュヴィッツ収容所には立ち寄れなかったが、この国の地面で、それがおこなわれたのだとおもいながら石畳をあるいた。旅で感じたことを少年の冒険活劇に重ねようと決めた。作中で詳しく書いてないが、主人公の少年はユダヤ系の移民という設定だ。冒険活劇を書くのは、はじめてのことだった。自分にそんなものが書けるのかどうかもわからなかった。頭の中に想定した読者像は、小学生のころの自分だ。漢字のテストができなくて居残りして、脳に欠陥があるんじゃないかと思い詰めてうなだれている少年の僕にむけてこの本を書いた。―乙一
prologue
1章
2章
3章
4章
epilogue
乙 一[オツ イチ]
著・文・その他
内容説明
大富豪の家を狙い財宝を盗み続ける大悪党ゴディバと、国民的ヒーローの名探偵ロイズとの対決は世間の注目の的。健気で一途な少年リンツが偶然手に入れた地図は事件解決の鍵か!?リンツは憧れの探偵ロイズと冒険の旅にでる。王道の探偵小説の痛快さと、仕掛けの意外性の面白さを兼ねる傑作、待望の文庫化!
著者等紹介
乙一[オツイチ]
1978年生まれ。1996年、17歳でジャンプ小説・ノンフィクション大賞を『夏と花火と私の死体』で受賞し作家デビュー。2003年『GOTH』で本格ミステリ大賞を受賞。マンガ・絵本の原作、映画・舞台の脚本執筆、別ペンネームでの活動(?)など、縦横無尽な創作活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハッシー
hit4papa
りゅう☆
kou
ふう