講談社文庫
死者は眠らず

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  • サイズ 文庫判/ページ数 485p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062930550
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ジェフリー・ディーヴァーを筆頭に、26人の人気作家が一つの犯罪小説を執筆。ミステリー版「We Are The World」。現代アメリカの人気作家26人が、章ごとに執筆して1つの犯罪小説を書きあげた!
サンフランシスコの美術館を舞台に繰り広げられる、傑作ミステリー、ここに登場!

やり手の美術館学芸員、クリストファー・トーマスが惨殺された。容疑者は妻・ローズマリー。資産家の娘で2児の母でもある彼女は、容疑を否認しながらも多くの「証拠」によって死刑になってしまう。
それから10年後。
ローズマリーを慕う篤志家の呼びかけで、追悼集会が開かれることになった。招集されたのは、いわくのある人物ばかり。
そこで解き明かされる、意外な結末とは?

原題「NO REST FOR THE DEAD」。

序文   デイヴィッド・バルダッチ
ジョン・ナンの日記   アンドリュー・F・ガリー
プロローグ   ジョナサン・サントロファー
一九九八年
1   ジェフ・リンジー
2   アレグザンダー・マコール・スミス
3   レイモンド・クーリー
4   ジョナサン・サントロファー
5   サンドラ・ブラウン
6   フェイ・ケラーマン
ジョン・ナンの日記   アンドリュー・F・ガリー
7   ジョナサン・サントロファー
警察調書──ベルリン警察署   キャシー・ライクス
現在
8   ジョン・T・レスクワ
9   T・ジェファーソン・パーカー
10   ロリー・アームストロング
11   マシュー・パール
12   マイケル・パーマー
ジョン・ナンの日記   J・A・ジャンス
13   ゲイル・リンズ
14   アンドリュー・F・ガリー
15   J・A・ジャンス
ジョン・ナンの日記   アンドリュー・F・ガリー
16   R・L・スタイン
17   マーシャ・タリー
18   トマス・H・クック
19   ダイアナ・ガバルドン
20   トマス・H・クック
21   ダイアナ・ガバルドン
22   ピーター・ジェイムズ
23   テス・ジェリッツェン
24   リザ・スコットライン
25   フィリップ・マーゴリン
26   ジェフリー・ディーヴァー
27   キャシー・ライクス
28   R・L・スタイン
29   ジェフリー・ディーヴァー
30   ジェフ・アボット
31   マーカス・セイキー
ジョン・ナンの日記、最後の記述   ジョナサン・サントロファー&アンドリュー・F・ガリー
補遺:追加警察調書   キャシー・ライクス
謝辞
訳者あとがき


ジェフリー・ディーヴァー[ジェフリー ディーヴァー]
著・文・その他

サンドラ・ブラウン[サンドラ ブラウン]
著・文・その他

アンドリュー.エフ ホカ23ニン・ガリー[アンドリュー.エフ ホカ23ニン ガリー]
著・文・その他

アンドリュー.エフ・ガリー[アンドリュー.エフ ガリー]
編集

ラミア.ジェイ・ガリー[ラミア.ジェイ ガリー]
編集

北沢 あかね[キタザワ アカネ]
翻訳

内容説明

やり手の美術館学芸員が惨殺体で発見された。容疑者は妻。夫の浮気に悩んでいた彼女は、多くの「証拠」によって死刑にされてしまう。その十年後、事件に疑念を抱く元刑事など、曰く付きの人物が追悼集会に招かれた。解き明かされる、予想外の結末。全米の人気作家二十六人による、奇跡のリレー・ミステリー!

著者等紹介

ディーヴァー,ジェフリー[ディーヴァー,ジェフリー] [Deaver,Jeffery]
’50年、アメリカ・イリノイ州出身。代表作に『ボーン・コレクター』『獣たちの庭園』『ポーカー・レッスン』

ブラウン,サンドラ[ブラウン,サンドラ] [Brown,Sandra]
’48年、アメリカ・テキサス州出身。代表作に『その腕に抱かれて』『最後の銃弾』『私でない私』『火焔』

アボット,ジェフ[アボット,ジェフ] [Abbott,Jeff]
’63年、アメリカ・テキサス州出身。代表作に『図書館の死体』『パニック!』『逃げる悪女』

アームストロング,ロリー[アームストロング,ロリー] [Armstrong,Lori]
アメリカ・サウスダコタ州在住。代表作に『Blood Ties』『Snow Blind』『No Mercy』

北沢あかね[キタザワアカネ]
早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

48
内容については皆さんも書かれている通りあまり評価できないような感じですが、話題性なのでしょう。26名の作家が書き継いでいくということでの物語でそれだけの作家がよくもまあ書けたという感心が先に立ってしまいました。あまり齟齬感がない感じです。さらっと読むことができました。若干無理している感じもあります。2015/03/12

アーちゃん

27
図書館本。リレー形式の割にさくさくと読むことができ、内容もアメリカミステリの王道といった感じで面白かったです。謝辞まで読んで、宙ぶらりんの箇所の辻褄を合わせるといったジェフリー・ディーヴァーの立ち位置のようなものを知り、やはり凄い作家だなと感心。また調書のパートを「ボーンズ」のキャシー・ライクスというのもいいですね。日本でもこのようなリレー企画があれば面白いと思うのですが。出版社の垣根を越えて(苦笑)2016/12/26

siva

26
ディーヴァー含む26人が章ごとにつないでいくミステリ。 同じ形式の「ショパンの手稿譜」がちょっと残念な結果だったのであまり期待していなかったのだけれど、こちらは楽しめた。ショパン・・はディーヴァー以外読んだことのある作家がほとんどいなかったけれど、こちらは知っている作家も多く、この人も参加したんだ!と違う意味でも興味深かった。 この設定をそれぞれの作家が一人で料理したものを読んでみたいなあと・・もっと意外なオチを、もっとどんでん返しを!と思うのはディーヴァー病。2015/04/22

RIN

23
26人の作家がリレー形式で一つの物語を紡ぐ試み。ディーヴァー主導の『ショパンの手稿譜』が割と面白かったので読んでみた。↑とは異なり、1章どころか1節ごとに作者が目まぐるしく変わる。著者のプロフィールもないし作風もジャンルも知らず、名前を知っている作家は3人読んだことある作家は2人。こういう形式ではそれが成功なのだろうが、各人の個性も見えず。プロットは面白いだけに淡々と継ぎ接ぎな感触が残念かも。2018/03/26

barabara

20
90%がディーヴァーの名に惹かれたのでは?かくいう私もその一人。ディーヴァーはやっぱりディーヴァー作だからこそ、だと思った。おまけにディーヴァーの章、すごく短いし…2015/03/26

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