講談社現代新書<br> パックス・チャイナ―中華帝国の野望

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講談社現代新書
パックス・チャイナ―中華帝国の野望

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  • サイズ 新書判/ページ数 315p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883719
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0231

出版社内容情報

周辺諸国との軋轢をものともせず「海の万里の長城」構築に邁進する習近平。当代きっての中国通が、習近平の海外覇権戦略を読み解く南沙諸島や尖閣諸島を巡る強硬な外交で、周辺国やアメリカと軋轢を生んでいる習近平政権。「海の万里の長城」を築き、大海洋国家を目指す習近平の野望ははたして実現するのか? 中国外交を長年ウオッチしてきた中国通による渾身の書き下ろし作品

序章 東方の二人の敵(2012年?2013年
第1章 習近平外交始動(2013年)
第2章 東アジア緊迫(2013年秋?2014年春)
第3章 日米離反工作(2014年春?秋)
第4章 オバマの屈服(2014年後半)
第5章 日本外しの策謀(2015年)
第6章 ワシントンの屈辱(2015年秋)
終章 米中対決(2016年)


近藤 大介[コンドウ ダイスケ]
著・文・その他

内容説明

最強の中国ウォッチャーが描く、アジア新皇帝「日本潰し」の内幕。27年にわたる長期取材で掴んだ衝撃の「習近平外交秘録」

目次

序章 東方の二人の敵(2012年~2013年)
第1章 習近平外交始動(2013年)
第2章 東アジア緊迫(2013年秋~2014年春)
第3章 日米離反工作(2014年春~秋)
第4章 オバマの屈服(2014年後半)
第5章 日本外しの策謀(2015年)
第6章 ワシントンの屈辱(2015年秋)
終章 米中対決(2016年)

著者等紹介

近藤大介[コンドウダイスケ]
1965年生まれ、埼玉県出身。東京大学卒業後、講談社入社。中国、朝鮮半島を中心とする東アジア取材をライフワークとする。講談社(北京)文化有限公司副社長を経て、現在、『週刊現代』編集次長、『現代ビジネス』コラムニスト。2008年より明治大学講師(東アジア論)も兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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巨峰

51
習近平の中国を非常に客観的に冷静的に書いていると思う。その冷静な視線は安倍首相やオバマ大統領の真実の姿の一面をも描きだしていると思う。習中国も壁にあたりつつあるようだ。進行中の歴史なのでこれからどうなるかわからないけど。(それと大統領選の帰結がこれからの世界に与える影響は大きい。中国はクリントンを嫌がっているそうです)2016/06/12

James Hayashi

27
タイトルの中間に“習近平が描く”とでも入れようか。習主席の登場(12年)から16年まで。中国内は江沢民派を抑え手中に収めたかに思えたが、北朝鮮と安倍首相の動向に振り回されてもいる。外交・経済に強くなく、意表を突かれると凍りついてしまう小心者。もし経済の行き詰まりがあるなら、習近平は東もしくは南シナ海で紛争を起こし、民衆の求心力を高める可能性あり。文中で明かされているが、安倍首相はオバマに美味い寿司を食わすためすきやばし次郎で会食をしたのでなく、作戦を成功させるために小さなカウンターしかない店 続く→2019/05/28

ころこ

19
本書を、安全保障の議論と理解するのが普通ですが、あえて日中の歴史観の変化として興味を持ちました。中国の帝国主義は本当かと言われれば、この様な議論では解釈の余地が大きいので、実証的に答えられる人はいないでしょう。本書は事実を積み上げることで解釈の余地を狭めていますが、それでも事実の解釈については歴史の見方に大きく依存します。天安門事件以降に日本の世論とマスコミの対中姿勢が変わりました。そこでは人権という共通の価値観に基づいて、ほとんどはじめての批判が行なわれ、さらに表現の自由の制限について再批判が起こりまし2018/06/27

異世界西郷さん

18
本屋で見かけてどんなものかと思い読んでみました。紅い表紙はよく目立ちますね。習近平という人物は、自分がどんな人間なのかよく分かっているのでしょうね。父に習い、毛沢東に憧れ、プーチンを慕い、周辺国へのバラマキ外交は日本を真似たのでしょうか。ここまで「自分らしさ」の無い指導者というのも珍しいのではないかと思います。とはいえ、この人物は外交においては事前の根回しと事が起こったときのカウンターは欠かさないのはさすがではないかと思います。しかしまあ、アジア諸国からすれば良い時代になったのではないでしょうか。2016/06/12

ちくわん

17
2016年5月の本。2012年~2016年にかけての習近平の中国の外交を描く。最近のことだが、日本目線でなく、中国への目線なので、知らないことが多数。まさに「野望」。このあとヒラリーではなくトランプだったこと。新型コロナのこと。近藤氏はどう書いているのだろう、気になる。2020/08/01

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