出版社内容情報
維新の大立役者西郷どんが島流しによって別人へと変貌した!? 島民たちを苦しめる悪党ぶりにタイムスリップ探偵団が立ちはだかる!●今回、香里、拓哉、亮平の3人組がタイムスリップしてしまったのは、文久二(1862)年の奄美大島。そこには薩摩藩より潜居を命じられた西郷隆盛がいた。維新の三傑として日本の歴史にその名を残す人気者が、いざ会ってみると、悪代官に媚びへつらって、島民たちの収穫を搾取する悪党になりさがっているではないか! 最初は我が目を疑った香里たちタイムスリップ探偵団も、西郷のあまりのひどい仕打ちを見かねて、島民たちを救うべく行動を起こす。しかし、さすがは幕末の傑物、そう簡単に打ち負かせるような相手ではなく、香里たちがしかける作戦などいともあっさりと打ち砕いてしまう。西郷はますますのさばって、島民たちを苦しめていくのだが……。
1 上野公園の西郷さん
2 南の島にタイムスリップ
3 西郷さんvs.イケメンリーダー
4 圧政に苦しむ村民たち
5 恐怖のサバイバル体験!?
6 ひとりぼっちの香里
7 新たなる村民弾圧
8 西郷隆盛捕獲計画
9 香里、罰を受ける
〈読者諸君へ第一の挑戦状〉
10 牢屋脱出大作戦?
11 スパイ大作戦決行!
12 差し出される命
〈読者諸君へ第二の挑戦状〉
13 歴史が変わっちゃう!?
14 大きな船の出現
15 びしょびしょの着物
楠木 誠一郎[クスノキ セイイチロウ]
著・文・その他
岩崎 美奈子[イワサキ ミナコ]
著・文・その他
内容説明
東京の上野公園で西郷隆盛の銅像を見ていたと思ったら、香里たちは奄美大島へタイムスリップ。なんと西郷本人に遭遇してしまう。久しぶりに再会してみると、島民たちを苦しめるようなことばかりしていて、前に会ったときとは別人みたい。このまま横暴を許していては、日本の歴史も変わってしまうかも。またもやタイムスリップ探偵団の出番だ!小学上級から。
著者等紹介
楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。日本大学法学部卒業後、歴史雑誌編集者を経て作家となる。『十二階の柩』(講談社)で小説デビュー。『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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HNYYS
みのり
姫梨
道錬
本が好きだから。