内容説明
刑務所が突然なくなることに!集められた収監者たちは、試験に勝ち抜いた者だけ釈放されると告げられる。そして、「協調性を問う」その試験とは、奇想天外サバイバルゲーム。自虐的で神経質なマコトと能天気なジュンの二人は、課題に振り回されながらも、この試験が社会の縮図であることに気づいていく…。
著者等紹介
ひらたひろと[ヒラタヒロト]
1985年、新潟県生まれ。国立T大学経済学部中退。現在、労働組合の書記として勤務しながら創作活動中。『マスゲーム』で第4回「講談社Birth」奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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okk
1
Kindleで。おもしろそう!と思って読んだけどグロい描写が多かった。あっという間に読めた2022/12/11
Music-man(mum)
1
★★★☆☆☆新人発掘の企画での小説。若いだけあって...うーん。もう一息。終わりかたもなんかなぁ〜。消化不良でした。2011/09/26
zazo嶋
1
講談社のBirthシリーズ。シチュエーション・サスペンスものとでも言うのかしら...山田悠介とかが書きそうなタイプの作品。 ゲームや小説、映画、コミックなどでまさにサバイバルゲーム感覚で人の生命を奪う事がなんとなく自然に描かれているイマからしたら...こういう作品も単なる刺激の一つなんでしょうね。あまり読んでいて楽しいものではないですが。 ストーリー的にもラストの収集のつけかたも強引かつ、やや不誠実でガッカリ。どうせ何でもアリなシチュエーションなんだから最後まで不道徳にヤリ過ぎな方が印象に残るのに2009/11/22