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講談社+α文庫
さらば財務省!―政権交代を嗤う官僚たちとの訣別

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  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062813709
  • NDC分類 317.24
  • Cコード C0195

内容説明

「山本七平賞」受賞作、待望の文庫化。「小泉・竹中改革」の司令塔として、郵政民営化などを実現した異能の元キャリアが暴く、財務省・霞が関の「日本占領計画」の全貌!総理官邸に潜む霞が関の「スパイ」たちとはだれか。

目次

序章 安倍総理辞任の真相
第1章 財務省が隠した爆弾
第2章 秘密のアジト
第3章 郵政民営化の全内幕
第4章 小泉政権の舞台裏
第5章 埋蔵金の全貌
第6章 政治家vs.官僚
第7章 消えた年金の真実
終章 改革をやめた日本はどうなる

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年、東京都に生まれる。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年、大蔵省入省。理財局資金企画室長、米プリンストン大学客員研究員、国土交通省国土計画局特別調整課長、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)などを歴任したあと、2006年から内閣参事官。早稲田大学政経学部非常勤講師を兼務。2007年に財務省が隠す国民の富「埋蔵金」を公表し、一躍、脚光を浴びる。2008年、退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yスキー

7
今回の参院選は、民主党が大負けしたので自民が勝ったように思われるが、メディアはある党に食いついてる。みんなの党。小泉安倍政権時に、党首の渡辺さんがやったこととか言ったことが出てきます。自民の谷垣総裁をボロクソに言います。やはり今国民が求めているのは小さな政府。谷垣でも民主党でもだめそうだなー。ちなみに今民主党がやってる事業仕分けも、埋蔵金の話も、自民党政権時からとっくに出てた。あいつらはなんも新しいことしてない。うーん、いろいろ考えた。おもしろい本でした。2010/07/23

Honey

5
かつてはともかく、高橋さんが入省していた頃は、もはや官僚はエリート集団ではなくなっていた。なのにまだ自分たちはパワーエリートだと思っており、外の変化に気付かず、現実から乖離。 そこで、小泉政権下で、旧態依然とした機構の改革を進めるべく高橋さん大奮闘♪…今やグローバリストの代表ではないかと思われる竹中さんの活躍ぶりも興味深かったーやはり当時からシステムの健全性のためには尽くしたけれど、日本のため、という視点はなかったのですね、竹中さんって。 …20170222記2017/01/29

日の光と暁の藍

4
【官僚とはいかなる存在か】官僚は、いかなる思考と行動をしているかを知りたいと思い本書を読んだ。元大蔵官僚の実体験から語られる官僚像は生々しく、そして旧態依然とした体制には気味が悪くなった。自らの人事、昇進に傷を付けたくないがために保守的な思考、行動を取り、優秀な人材が腐っていくのが今の官僚制度であることが語られている。省庁に属する官僚の頭の中にあるのは、天下り先などの省益の確保と自らの昇進のみである。選挙のある政治家とは異なり、一度官僚になるとぬくぬくとした身分が保障される彼らの頭の中に日本の国益はない。2020/09/21

k2jp

2
紙面いっぱいに文字が印刷されているので想定してたより読むのに時間がかかる。内容は同著者の『霞が関をぶっ壊せ』と重なる部分が多いが、この本の方は自伝風になっている。道路公団の補助金は最初の5年間だけしか大蔵省主計局のチェックを受けない…審議会の御用学者に旅費を二重支給している…スケジュールを意図的にダブルブッキングして役所に不都合な審議委員を排除する等、インサイダーにしか知りえない情報が満載。「官僚的」とはどういう意味かについての具体例を知ることができる。竹中平蔵氏の印象が良くなったのは意外だった2011/11/13

hayatama

2
元官僚本。最近テレビでちょくちょく見かけるお人ですな。なるほど理系だったのね。でもそこまで竹中くんに入れ込まんでもええんとちゃうの?それと小泉じゅんちゃんはあたしは嫌いなんでねぇ。冷静さに欠ける(ように見える)分だけ佐藤優より減点。2010/07/16

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