出版社内容情報
気持ちが変わる。景色が変わる。
生き難い時代を生き抜くためのささやかな「ヒント」
歓ぶ/悲しむ/喋る/笑う/想う/感じる/忘れる/属する/出会う/愛する/楽しむ/悩む/甦る/叱る/贈る/治る/守る/眠る/痛む/若く
日常の感情や体験からすくいとられる、知恵と、勇気と、やさしさが詰まった、永遠のメッセージ。ベストセラー『生きるヒント』を編みなおした珠玉の20章。
<著者のことば>
人間にとって、なにが生きていくうえの支えになるのでしょうか。理想か。それとも、信念か。それとも絶対者への信仰なのか。どれも立派なことです。しかし、ごく普通の人間にとって、終始変わらぬ確信に支えられる人生というものは、手のとどかない高い所にあるような感じがすることも事実です。だからこそ、日々の小さな、どうでもいいような、つつましいよろこびが大事なのだと思うのです。
五木 寛之[イツキ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
日常の感情や体験からすくいとられる、知恵と、勇気と、やさしさが詰まった、永遠のメッセージ。ベストセラー『生きるヒント』を編みなおした珠玉の20章。
目次
歓ぶ
悲しむ
喋る
笑う
想う
感じる
忘れる
属する
出会う
愛する
楽しむ
悩む
甦る
叱る
贈る
治る
守る
眠る
痛む
若く
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年9月福岡県に生まれる。生後まもなく朝鮮に渡り47年に引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。その後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどをへて66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門 筑豊編』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。『青春の門』シリーズは総数2000万部を超えるロングセラーとなっている。81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学び、のち文壇に復帰。小説のみならず、音楽、美術、歴史、仏教など多岐にわたる文明批評的活動が注目されている。また、『日本人のこころ』シリーズなどにより第50回菊池寛賞を受賞、英文版『TARIKI』はアメリカで2002年のブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に選ばれ、さらに2004年、第38回仏教伝道文化賞を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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