出版社内容情報
昭和天皇と今上天皇。激動の時代を経た天皇家の父子のみが知る、「新世紀の皇室」への軌跡。昭和二十年八月の敗戦を境に、皇室は根本から変わらざるをえなかった。平和日本を実現し、「新しい天皇像」を示さねば、皇統を維持することなどできない。そんな切迫した思いを胸に、昭和天皇と当時皇太子だった今上天皇はともに戦後を歩み、今日の礎を築いた。新時代の皇室へ至る軌跡を、天皇父子のありようから描いた好著。
序章 時代の分岐点に立って
第一章 軍国主義下の帝王教育
第二章 戦後空間での皇太子像
第三章 新皇室論の実践者として
第四章 皇室の新時代と家族史
第五章 新しい天皇像をめざして
第六章 平成時代と天皇像の確立
終章 歴史はいかに刻まれるか
文庫版あとがき
解説 井上亮(毎日新聞社編集委員)
保阪 正康[ホサカ マサヤス]
著・文・その他
内容説明
昭和二十年八月の敗戦を境に、皇室は根本から変わらざるをえなかった。平和日本を実現し、「新しい天皇像」を示さねば、皇統を維持できない。そんな切迫した思いを胸に昭和天皇と当時皇太子だった今上天皇はともに戦後を歩み、今日の礎を築いた。新時代の皇室へ至る軌跡を、天皇父子の有り様から描いた好著。
目次
序章 時代の分岐点に立って
第1章 軍国主義下の帝王教育
第2章 戦後空間での皇太子像
第3章 新皇室論の実践者として
第4章 皇室の新時代と家族史
第5章 新しい天皇像をめざして
第6章 平成時代と天皇像の確立
終章 歴史にいかに刻まれるか
著者等紹介
保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年、北海道札幌市に生まれる。同志社大学文学部社会学科卒業。日本近代史、とくに昭和史の実証的研究を志し、各種の事件関係者の取材を続ける。個人誌『昭和史講座』(年2回刊)を中心とする一連の昭和史研究で菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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