講談社文庫<br> 瓦礫の中のレストラン

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講談社文庫
瓦礫の中のレストラン

  • 江上 剛【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 460p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062777070
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



江上 剛[エガミ ゴウ]
著・文・その他

内容説明

戦争が終わり、すべてが瓦礫と化した街。復員した丑松の脳裏に浮かんだのは「食堂の社長になりたい」という戦死した幼なじみが語った夢だった。大阪の闇市に向かった丑松は、戦争孤児や戦友とともに無一文から商売を始める。「皆が腹一杯になる世の中に」。復興を支えた「戦う男」の物語。

著者等紹介

江上剛[エガミゴウ]
1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)に入行。人事部、広報部や各支店長を歴任。銀行業務の傍ら、2002年には『非情銀行』(新潮文庫)で作家デビュー。その後、2003年に銀行を辞め、執筆に専念。銀行出身の経験を活かしたリアルな企業小説が人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Walhalla

18
戦後の瓦礫の中で商売を始める男の物語です。 大阪の闇市から雑貨商、そして食の世界へ。 「平和というのは、笑顔で飯を腹いっぱい食べることや」「儲けは笑顔の対価や。それが商売の基本や」。 戦死した友の夢を背負い、新しい時代に向けて動き出した日本を全力で生きる姿が、とても感動的でした。また、尼崎や丹波といった地名も、私自身馴染みがあり、印象深かったです。江上剛さんの作品は、銀行を舞台にした経済金融小説が多いのですが、こういう作品もあるのですね。 とても良い作品でした。2016/11/29

誰かのプリン

15
終戦直後の闇市は、旧軍や米軍の物資を横流しして高く物を売りさばいて儲けていたと思っていた。しかし、物を売る人買う人にも毎日の生活があり、物資の乏しい時代闇市は人々の生活に欠かせない存在だったと改めて知らされました。 ここに登場する人々は、良い人?も悪い人?も心根は優しい人達であり、読了後清々しい気持ちになりました。2017/04/06

nyanlay

12
商売とは人を喜ばせて、笑顔を貰う仕事。とても素敵だなぁと思いました。それにしても本当に戦争はいいことない。戦後数年は本当に酷い時期だったんだと改めて思いました。戦争はしたくないし、戦地に人を送ることも反対です。2015/04/03

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

7
初著者で、経済ものの人というイメージがありました。焼け跡ものが好きなのでつい食らいついてしまいました。復興の人情ものを生馬の目を抜くようなものを書いていらっしゃる方がどのように料理するのか、心あたたまるレストランのお話ってどんなんだろうとwktk(死語)でしたが。まあ、メインテーマはレストランましてはお料理ではなくてお金のことでした。2018/08/01

ううち

7
戦争中から戦後のお話。人物像がしっかりしていて読みやすかったです。戦争から生き残った人たちってなんて強いのだろう。『廃れることがわかっている商売を、今、たまたま上手くいってるからといって、ずるずる続けるのは本当の商売人だろうか』というのは自分に投げ掛けられているのかと思った。がんばらねば。でも法律はキチンと勉強しないと痛い目をみるな…。2015/07/15

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