出版社内容情報
龍之介や光太郎の頼りとする岡っ引き桝次が、殺しの疑いをかけられた。逆恨みした黒頭巾の男とは。人の心も診る龍之介の見立ては!?
龍之介や光太郎の頼りとする岡っ引き桝次が、殺しの疑いをかけられた。逆恨みした黒頭巾の男とは。人の心も診る龍之介の見立ては!?
内容説明
碧い目のウサギが龍之介の役宅で引き取られた頃、岡っ引き桝次に弟分ができた。女たちに貢がれていたやくざな文太は十手持ちになり生まれ変わりたいという。ところが大晦日の寄席で文太が刺殺されてしまう。隣席の桝次は嫌疑をかけられ、小伝馬町の牢に。龍之介と光太郎は桝次を救えるか!?文庫書下ろし。癒しの人気シリーズ第八弾。
著者等紹介
和田はつ子[ワダハツコ]
東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。ミステリー、ホラー小説などを経て、現在は時代小説を精力的に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
53
再読。本整理中に出てきた。全く覚えていないので全巻読み返してみた。せっかく200両も出して同心株を買ってもらったのにいきなり定中役に左遷させられて鬱々としながらも明るく動き回っている光太郎。どの巻も事件は陰惨だし龍之介・光太郎コンビは報われないし奉行所にはロクデナシしかいないがこのシリーズはハーブに凝っていたころに読んだのを思い出した。ハーブが増えすぎ育ちすぎて途方に暮れた頃を思い出して個人的に懐かしかった。2021/08/28
シトラス
3
今回は光太郎とおたいの面白夫婦が存分に出てきてとっても面白かった。 悲しい事件もあったし、文太の活躍を密かに期待していただけになくなったのは残念。 でも、光太郎の底抜けの明るさというか屈託のなさは本当にこのお話の救いだなと思う。2021/05/06
壱分銀知恵
3
ちょと飽きたかな〜のところ少し間が空きリセットできたのか、ワクワクと読みました!そんな綺麗なウサギが居るんだぁ実物を見てみたい。事件もまぁ興味持てて…しかし枡次さんにはキツイ話でしたね。やっぱり女性の作者は容赦が無い、、気がする。2013/11/17
sai
3
碧眼のうさぎ拐しから始まった事件は、いろんな人を巻き込み多くの人が殺されていく。料理人シリーズもそうだが、和田さん人を殺し過ぎです。それにしても龍之介って淡々としすぎて、あまり魅力が感じられないなぁ~2013/11/06
しそゆかりうめこ
2
1.師走うさぎ2.富くじ噺3.女飴売り4.高輪招福寺 読んだことない人の本も読んでみようとワ行から借りてみた。読みたい本を読もうと思う。2021/06/19