出版社内容情報
集められたのは武・技・智の異能を持つ5人の若者。帝の目となり耳となって信長に挑み、乱世を駆け抜ける。歴史時代小説の新旋風!
集められたのは武・技・智の異能を持つ5人の若者。帝の目となり耳となって信長に挑み、乱世を駆け抜ける。歴史時代小説の新旋風!
内容説明
新陰流の使い手、豪商の長男坊、陰陽師家の香道師、役の行者の末裔、男装の女剣士。朝廷の命運までも左右する信長とは、果たして何者なのか?その答えを探し続ける五人は、疋壇城近くで於市御寮人が実兄・信長へあてた密状を入手する。海道作品ならではの、典雅な世界観と豪快な剣戟場面に胸が躍る。
著者等紹介
海道龍一朗[カイトウリュウイチロウ]
1959年生まれ。2003年に剣聖、上泉伊勢守信綱の半生を描いた『真剣』でデビュー、中山義秀文学賞の候補作となり、書評家や歴史小説ファンから絶賛を浴びる。2010年には『天佑、我にあり』が第1回山田風太郎賞、第13回大藪春彦賞の候補作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kawaken1216
3
作者ならではの主人公達の助け合い,チームプレイ(?)を堪能できる。個人的には続編出して欲しい…なぜなら、主人公は信長の動きを帝に報せるスパイなわけだけど、信長包囲網ができてこれから大活躍間違いなし!ってところで、下巻が終わってしまうんで…2013/08/23
はちくま
2
上巻後半から最後まで一気読み。戦場での活躍あり、忍びの者同士の暗闘あり、いろいろごちゃまぜの闇鍋的面白さ。凛のことを他の4人が好きになってしまう乙女ゲー的展開になったらどうしよう、と思っていたが、さすがにそれはなかった。正直、ここで終わってしまうのは寂しいので、続編でのさらなる活躍が読みたい。2013/09/21
三森紘子
1
ほんとに戦国ゴレンジャーなお話。(総司令は帝!)かわいいマスコットキャラ(飯綱の白テン)までいるので抜かりなし。まだまだ続けられそうだな。蔵人の普段のヘタレぶりと、戦闘時に見せる恐るべき才能とのギャップがよかった。2013/11/26
だいゆー
1
戦国時代に現れたゴレンジャー…(^^;2013/05/31
文斗
0
下巻からは、それぞれの個性が出ててなかなか面白かったです。 お互いに認めて、徐々に蟠りもなくなって助け合いながら任務をこなして行って(^^) 和製ファンタジーな感じもしなくはないかな。大角→武闘家、凛→女戦士、香阿弥→魔導士、西門→遊び人(賢者)、藏人→勇者とか(笑) それにしても初作品の合間に書いた作品だったのですな〜。2013/11/15