出版社内容情報
米資本の医薬品会社で財務能力の高さが経営陣にも一目置かれ、「奇跡のCFO」と呼ばれた日本人。外資企業の意外な姿が見えてくる!
米資本の医薬品会社で財務能力の高さが経営陣にも一目置かれ、「奇跡のCFO」と呼ばれた日本人。外資企業の意外な姿が見えてくる!
内容説明
米大手製薬会社ワーナー・パーク社の日本法人に30代前半にして経理本部長としてスカウトされた香山岑之は、社全体を把握するコントローラーとして卓越した手腕を発揮して本社からも絶大な信頼を獲得する。しかし、その裏では彼の追い落としを図る陰謀が待ち受け、欲望渦巻く人事抗争に立ち向かうことに。
著者等紹介
高杉良[タカスギリョウ]
1939年東京都生まれ。専門紙記者・編集長を経て、’75年『虚構の城』でデビュー。以後、企業小説・経済小説を次々に発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
誰かのプリン
15
泥々した人間関係。生き抜くのも大変です。2019/09/15
W-G
13
外資の駄目役員に苦笑。とっても面白い。詳しい感想は下巻で
Carlos
11
細かく区切ってあるので、隙間時間で読みやすい。外資の友達入れ代わり激しいと言ってたな。2019/09/08
藤の香り
5
美人で優しくて仕事ができる秘書は、殿方の願望なんだろうか。やっぱり。20代、30代でそんなに仕事のできる人が私の周りにいないから、主人公が遠い人に感じました。珈琲よりもミルクティ。滅多にミルクティは飲まないのに、読み進めているうちに飲んでみたくなり、飲んでみました。ホッとしますね。交感神経を休めるのにはいいのかも。下巻がどうなっていくのか楽しみです。2014/04/01
牧神の午後
5
これは上出来な高杉さん。主人公もよいけど、脇の中堅社員が良い味をだしている。ただ、取引銀行をいきなり切り替えるってのはどうなんでしょうね。金利もあるのでしょうけど、金利分の付加価値を得ていた、ということはなかったのでしょうか。2013/05/25