出版社内容情報
大火後の奉行所は忙しく、つましい母娘の長屋に入った泥棒探しが龍之介らの仕事に。金魚鉢の赤石が未曾有の事件の暗部を暴いていく。
大火後の奉行所は忙しく、つましい母娘の長屋に入った泥棒探しが龍之介らの仕事に。金魚鉢の赤石が未曾有の事件の暗部を暴いていく。
内容説明
大火の後、閑職定中役同心の中原龍之介にも盗賊探しのお鉢が回る。火事で命を落とした纏持の長屋で、賊は金魚盥の赤い石を探していた。女たちの怪死が相次ぐ市中で、江戸払いになった男を迫った龍之介と光太郎は、金持ちどもの非道極まる集いに足を踏み入れる。癒しの人気シリーズ第七作。
著者等紹介
和田はつ子［ワダハツコ］
東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。ミステリー、ホラー小説などを経て、現在は時代小説を精力的に執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kazukitti
3
もうこれは・・・ｗ 和田節なんだな、とｗ 陰惨な事件を極悪人の歪んだ性根に全部おっかぶせて終了ってのはなぁ。崖の上で犯人が動機からトリックから全部自白するとかシンドイTV展開なんよなぁ。まぁ、ソコも織り込み済みとしての和田節ならば、いい意味では、光太郎の親父との仲がちゃんとしてきたりとか、強引なんだけど事件の終息を期に関係者がいい感じにまとまったりはよかったと思う。ただでも、ここ数巻おたいの印象が杉之助並みってのはどうかとは思うｗ2020/02/03
まうす
3
今回は光太郎が料理の才能を発揮してましたね。代わり(？)に、犯人探しには、杉之介と小杉山が活躍していましたね。でも、凄惨な事件で、悲しくなりました。2013/08/14
壱分銀知恵
2
アロエって美味しかったけ？っうか食べたくなった。金魚やP257以降の話はほっこりしましたが、後味悪。伊助は壊れてて怖い…2012/10/25
シトラス
1
島崎の無理難題や菊池の嫌味にはなんだかもう飽きた気がするし、それに鷹揚に答える中原龍之介の気持ちはもう全くわからないけれど、それにしても今回の事件はこんがらがってしまって一体何個のことが結びついているのやら…もうちょっとすっきりとした話にならないと途中で訳がわからなくなってきた。2021/05/06
Reiko 🍀
1
図書館本。もう少しハッピーエンドなエピソードが加わると読後すっきりするかな。事件自体が酷すぎて解決しても気持ち悪い2016/11/11
