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講談社文庫
花御堂―お医者同心中原龍之介

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  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062769471
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

年寄りばかりを狙う卑劣な強盗犯を追え! 一人暮らしの年寄りや老夫婦を狙った強盗事件が続発。そして嫌われ者の老女が殴られ瀕死の状態に。医者として、同心として、許せぬ悪行に龍之介が立ち向かう。

内容説明

年寄りばかりを狙った強盗事件が多発するなか、花御堂長屋に住む嫌われ者、お沢が殴られ瀕死の重傷を負う。お沢は将軍側室の乳母だったことから、事件を解決できなければ奉行所が咎めを受ける恐れがある。厄介事として閑職の龍之介に捜査のお鉢が回ってきたが…。大人気シリーズ第五作。文庫書下ろし。

著者等紹介

和田はつ子[ワダハツコ]
東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。ミステリー、ホラー小説などを経て、現在は時代小説を精力的に執筆。各シリーズで人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まいど

9
このシリーズ4巻で終わったと思っていたら続いていてビックリしました。 設定は変わらずの北町奉行所の定中役のままですがだんだん事件を解くスピード感が早くなっている気がする。ワーっと読んでワーッと終わった。 もう少し続きがあるようなので読み続けたいと思う。2012/11/18

まうす

5
今回の主役は、杉之介と小杉山かな(笑)さくっと読めて面白いけど、犯人が、ちょっと拍子抜けな感じでした。2013/07/27

niaruni

3
「生きるということは、時に幻滅を伴います。仕方ない。幻滅の中に一掬いの高貴さがあればよいのです。それしか、人の生の救いはないようにわたしには思います」龍之介の台詞は胸にこたえる。一掬いの高貴さ、自分の生にあるやろか。。。2011/07/19

kazukitti

2
ホームズが優秀なのはともかく、ちょっとねバディものとして書いてるなら、ソコはもう少し役割の配分がなされないと、主人公の存在価値がシンドイことにならないかって思うのよね。これがまぁ岡っ引きとか町人って位置ならアレだけど。あと、事件の流れと謎解きが、読者不承知の事情で最後に自動的に暴露されるってのは、季蔵のと同じであんまりだとは思う。これが和田節ってことなのかなぁ。2020/01/15

豆狸

2
この方の手法、心に思ったことを書いているのがどうにも好きになれない。どのシリーズも同じ。だが、全体の流れは上手いよな~ 今回は杉之介(犬)が失恋?2013/05/03

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