講談社文庫<br> 闇と光の双翼―フェンネル大陸 偽王伝〈4〉

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講談社文庫
闇と光の双翼―フェンネル大陸 偽王伝〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 337p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062768764
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

追放された王女・フェンの物語。第4弾! 王女であり将軍でもあったフェンは祖国を追放された。新たな国の要請で王の行方を求めて旅へ出たが、帰国した彼女を待っていたのは王都の陥落。いったい何が!?

内容説明

王の帰りを待ちわびているソルド国民に伝えなくてはならない辛い事実とともに帰国したフェン。しかしさらなる悲劇がソルド王国を覆っていた。大国・シスタスが宣戦布告もなしに攻め入ってきていたのだ。王都陥落。親愛なるロカはどうしているのか。そして…ついにフェンは戦場に。大人気シリーズ第4巻。

著者等紹介

高里椎奈[タカサトシイナ]
茨城県生まれ。芝浦工業大学機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。『薬屋探偵妖綺談』シリーズ、さらに「薬屋探偵怪奇譚」シリーズへと書き継がれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nins

19
シリーズ第4弾。ソルド王国に戻ったフェン達だが、ソルド王国は大国シスタスに攻められ、王都陥落に。ファンタジー物語も4巻に突入し、世界観がしっかりしてきた感じ。今回もさまざまなキャラが新登場したが、特にゴルディ・ゴードンが一押し。いやぁこういうキャラは敵でも味方でも、存在がいい。好きな飲み物とセットくくりの話題も。ロカの再登場もなかなか。相変わらずの性格で、その真っすぐさとひねくれ具合は健在。最後に途中軽く伏線になっていたけれど、アシュレイ、どうなるんだろう。2011/06/15

雪守

12
ソルドの国王の真実を伝える為、帰路に就いたフェン達が奪われた首都を奪還する手伝いをする話。大分文体には慣れてきましたが、登場人物の多さはまだ慣れません。誰が重要人物なのかが分かりづらいんだよな。フェンの珍しい子供らしい姿や、間違いに抗えるまっすぐな姿が見えたのは良かったです。それとセリフは少ないのにテオが存在感たっぷりで、フェンを大切に思っているのが伝わってきます。ラストが気になるので次巻も楽しみにしています。2011/08/09

まる*

6
今回もまた展開が唐突すぎる部分はありますが、とりあえずまた会えて嬉しいよシルフィード・ザジャ!それにしてもまだ増えるんだ登場人物…。そして相変わらずフェンの設定がブレまくりです。表情の乏しい子どころか感情に真っ直ぐな子にしか見えないんですが…??とりあえずゴードンが超いいキャラでした。なんて愛すべき阿保なんだ!2011/03/01

みとん

5
さーて、お次の国は?と思ったら、ただいま、ソルド王国でした。宗教国家の大国シスタスに攻め込まれていたソルド。王都オゼイユは敵の手に落ちていたが、シルフィードお兄ちゃんは湖の対岸にある旧城跡に撤退していた。しかし、弟ロカくんは見当たらずおそらく王都に取り残された市民のなかにいると思われ、フェンたちはソルドに手を貸してシスタスを撃退するために動く。そこでちょこーーーっと新たな国リーク双貴国が登場。そして、ラストに対シスタス同盟ができあがり、トップを務めるのはだーれだ?的な終わり方。ついでにアシュレイが敵方へ?2017/07/23

眠る山猫屋

5
ロカがグレる巻。そしてアシュレイもグレます。いわくありげだったニールも正体を明かし、唐突な侵略も意外とアッサリ一時解放。ゴードンがアシュレイの代わりになってくれるのかな?主人公が等身大なのが、歯がゆくも魅力的。2012/10/17

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