内容説明
二世紀末、中国後漢末期、政治は腐敗し、黄色い頭巾を巻いた黄巾賊が、各地で反乱を起こし、民衆は貧困に喘いでいた。世を救うため、青年劉備は仲間と共に立ち上がる。英雄、智将、猛将、千八百年の時を超えてなお、愛され続ける三國志の登場人物たち。その全ての生涯を五十音順にまとめた「読む人物事典」。
著者等紹介
渡辺精一[ワタナベセイイチ]
1953年、東京・神田生まれ。國学院大學大学院修了。中国古典文学者。現在、二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター講師。早稲田大学エクステンションセンター講師。三国志演義に登場する有名、無名の約1500人の生涯、エピソードを正史と演義の相違を交えながら解説した『三國志人物事典』は、1989年の刊行以来三国志ファンの間で語り草になっているほどの労作。その記述のわかりやすさ、正確さは類を見ない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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