講談社文庫<br> 『篤姫』と島津・徳川の五百年―日本でいちばん長く成功した二つの家の物語

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講談社文庫
『篤姫』と島津・徳川の五百年―日本でいちばん長く成功した二つの家の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062759298
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0121

内容説明

幕末に島津斉彬の養女として、将軍家定に嫁した天璋院篤姫。徳川と島津の雪解けのように言われる縁組だったが江戸期の徳川島津関係は関ヶ原の遺恨による敵対関係では、決してなかった!?両家の創始から現代まで、著者ならではの斬新な論で数多くのエピソードを鋭く紐解いてゆく。歴史ノンフィクション。

目次

第1章 中世の黄昏に三河で近世日本の歴史が始まった
第2章 島津氏の先祖は秦の始皇帝か源頼朝か
第3章 「風林火山」の時代を生き残った家康の知恵
第4章 島津のおかげで秀吉に滅ぼされなかった家康の幸運
第5章 豊臣が滅んだ理由・島津が生き残った理由
第6章 経営安定・生まれながらの将軍と天下太平
第7章 停滞期・高学歴幹部の時代と「大奥繚乱」
第8章 再建計画―問題の核心に至らず
第9章 「吉宗の恋人」の輿入れで島津が表舞台に
第10章 島津に暗君なし・将軍は馬鹿殿ばかり
第11章 営業譲渡―最後の将軍の孤独な闘いと天璋院篤姫

著者等紹介

八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年滋賀県出身。東京大学法学部卒。フランス国立行政学院留学。国土庁長官官房参事官、通商産業省大臣官房情報管理課長などを経て評論家、徳島文理大学大学院教授。現実の政治や経済についての経験から歴史の謎を鋭く分析

八幡衣代[ヤワタキヌヨ]
1961年東京都出身。日本女子大学住居学科卒、東京大学大学院修士(建築系・耐震構造専攻)。東京都庁勤務。3年間フランス在住。滋賀県男女共同参画審議会委員など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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heslkst

4
ひろーくあさーく書いた本。 天皇が島津家の血を引いてることを初めて知ったので、びっくりした。2016/09/15

あおい

1
毎回の大河ドラマ視聴のお供に読んでた~表紙の天璋院は威風堂々として押し出しもご立派、、、そんな西郷どんも顔負けな篤姫の登場は最後の4/1程度です~なんせ島津・徳川の500年ですから~その両家それぞれのけっこうアヤシイ歴史、成り立ち~陰謀モリモリな変遷がよーく解ります。これからもドラマに限らずいろんな歴史モノを観たり、読んだりする楽しみの幅が増えましたね~忘れっぽいのでそんなときは毎度お世話になります2019/02/01

りんふぁ

0
島津の血が、徳川にも皇室にも入り込んでいることにビックリ。やるなぁ。2014/12/17

Rina Niitsu

0
天璋院さんの内容が中心なのかと思いましたが、天璋院さんの運命を変えることになった島津家について詳しく解説されています。全体の半分以上といっても良いのではないか、という位のページ数が割かれています。天璋院さんについて詳しく書かれた本は多くありますが、ご実家となる島津家についてここまで詳しく開設された本にはあまり出会ったことがないので、興味深く読みました。戦国時代、江戸時代初期から、時に理解が追いつかないと感じてしまう位複雑な系図・・・。それが幕末の家督をめぐる争いにも繋がっているのかと思いました。2014/02/02

さくら🌸

0
徳川さんちの本は沢山あるけど、島津さんちと絡めたのは面白かったな。2008/05/21

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