内容説明
万能財団が総力を挙げた映画ロケに招待された亜衣たち三姉妹。呪われた事件は必ず起きると脅かして、名探偵清志郎も総生島行きのクルーザーに乗り込む。撮影は快調。だが鬼伝説の孤島に取り残された一同に忍びよる無気味な事件。人も山も館も島までもが消えた!本格ミステリ色が一段と濃い「夢水」第3章。
著者等紹介
はやみねかおる[ハヤミネカオル]
1964年三重県生まれ。三重大学教育学部卒業後、小学校の教師に。子供たちを夢中にさせる本を探すうちに自ら書きはじめ、『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選。『そして五人がいなくなる』以降、講談社青い鳥文庫で始まった「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズは『ハワイ幽霊城の謎』まで14作(「怪盗クイーン」との共演作ふくむ)を数え、ジュニア向けにとどまらない本格ミステリとして抜群の人気シリーズとなっている。勇嶺薫名義による本格ミステリ『赤い夢の迷宮』(講談社ノベルス)も話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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