講談社文庫<br> 竜の柩〈2〉ノアの方舟編

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講談社文庫
竜の柩〈2〉ノアの方舟編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 486p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062754651
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ノアの方舟は、龍=ロケットではないか。この仮説を検証すべく、九鬼虹人は仲間とインドに向かう。古代遺跡モヘンジョ・ダロは、核爆弾の被災地だったという驚愕の真相…。だが、宿敵・鹿角が迫るなかで、アララト山で龍を見つけるしか生き残る道はなくなる。人類最大の謎を解き明かす伝奇小説の金字塔。

著者等紹介

高橋克彦[タカハシカツヒコ]
1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒。’83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、’86年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、’87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、’92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

25
世界に散らばる古代史に残された「龍」をめぐる謎は、日本を飛び出しインドへ。ノアの箱舟伝説のアララト山を最終目的に、インドに残るモヘンジョダロ&ハラッパー遺跡、トルコの地下都市カッパドキア。そしてアララト山頂に横たわる巨大な物体。各遺跡を結ぶように、異なる神話や宗教の関連付けと、謎の解明を目指す主人公チームと、隠蔽を目的とするバチカンの組織とのガンアクション、修羅場が挟まれる。円柱状なもの=龍=ロケットの短絡にどこまで付き合えるか。衝撃のラストは、講談で言う処の「切れ場」。つづきは予想もつかない。2017/07/21

takachan

11
たぶん3読目。ありえない話がありそうもない話に変わり、ひょっとしたらあったかも?たぶんあったに違いない、に感じ方が違っていく物語。次も読む。2018/06/30

sonata

6
再読。舞台は日本を飛び出してインドへ。そこから各地を経由して目指すは「ノアの方舟」が辿り着いたといわれるアララト山。モヘンジョダロの核爆弾説は、検索したら結構出てきた。有名なんだな。説得力のある解説に歴史浪漫なわくわくが止まらない。一方、敵対しているのがヴァチカンというわりに、戦闘に面白味がないのは、まあ仕方ないと割りきることにする。2017/01/12

hiyu

6
いやはやいったいどこまで繋がっていくのだろうか。本当に面白い。2016/12/05

あちゃくん

6
竜の神と牡牛の神の対立を追って、日本から今度は世界へ。インド、パキスタンそしてトルコ・アララト山へ。2012/12/27

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