講談社文庫<br> 昭和史 忘れ得ぬ証言者たち

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講談社文庫
昭和史 忘れ得ぬ証言者たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 533p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062749428
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0195

内容説明

歴史の決定的瞬間に居合わせた者、戦後を寡黙に生き抜いた者。真珠湾攻撃時の日本大使館員からA級戦犯の最期の声を聞いた宗教家まで、文献にはない迫力ある証言の数々。取材した相手の数のべ四千人、菊池寛賞受賞に輝く昭和史研究の第一人者が、次代へと語り継ぐ貴重な肉声を一冊に。

目次

第1章 歴史に生きる実像(犬養道子「五・一五事件では被害者が肩をすくめるという時代でした」;東条カツ「開戦前夜、主人は官邸の一室で泣いておりました」 ほか)
第2章 昭和史を貫く心(秩父宮妃殿下「昭和一六年秋、あの年は雨の多い年と記憶しております」;麻生和子「彼(父・吉田茂)は男性として魅力的な人物でしたね」 ほか)
第3章 先達の飾らぬ一言(美作太郎「著作者としての自分の権利を大切に守ることだね」;花山信勝「七人のA級戦犯は法話に関心をもちましたね」 ほか)
第4章 一路邁進に生きた人(森勝衛「欧米航路の船長五十年、英国人作家との友情…」;服部四郎「人生、六十歳になって初めて考えたことがある」 ほか)

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年、北海道札幌市に生まれる。同志社大学文学部社会学科卒業。日本近代史、とくに昭和史の実証的研究を志し、各種の事件関係者の取材をとおして、歴史のなかに埋もれた事件・人物のルポルタージュを書く。個人誌『昭和史講座』(年2回刊)を中心とする一連の昭和史研究で菊池寛賞受賞
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感想・レビュー

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tecchan

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昭和史研究家である著者がこれまで面談した多くの有名・無名の人々60名余について、それぞれの人が経験した歴史的事実や生き方に対する印象等を述べている。はじめて知る人物や事実が多く興味深く読んだ。2016/02/24

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