出版社内容情報
講談社創業100周年企画第1弾!
都会のただ中に、鎌倉の静寂に、信州・甲州の山間に、古きよき寺がある。人びとの思いに触れる十寺巡礼。
熱と光と闇を包む観音信仰――――――――浅草寺
念仏のこころと東京タワー――――――――増上寺
埋立地に立つエキゾチックな寺院―――――築地本願寺
寅さんの街に佇む古刹―――――――――柴又帝釈天
聖と俗が混ざりあう庶民信仰―――――――成田山
中国僧が武士に伝えた禅――――――――建長寺
明治の文学者たちを癒した寺―――――――円覚寺
多くの謎と武士の祈りを秘めた大仏――――高徳院
情にあつく、さびしがり屋の日蓮像―――――久遠寺
濁る川に生きる覚悟をする寺―――――――善光寺
五木 寛之[イツキ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
都会のただ中に、鎌倉の静寂に、信州・甲州の山間に、古きよき寺がある。人びとの思いに触れる十寺巡礼。
目次
浅草寺―熱と光と闇を包む観音信仰
増上寺―念仏のこころと東京タワー
築地本願寺―埋立地に立つエキゾチックな寺院
柴又帝釈天―寅さんの街に佇む古刹
成田山―聖と俗が混ざりあう庶民信仰
建長寺―中国僧が武士に伝えた禅
円覚寺―明治の文学者たちを癒した寺
高徳院―多くの謎と武士の祈りを秘めた大仏
久遠寺―情にあつく、さびしがり屋の日蓮像
善光寺―濁る川に生きる覚悟をする寺
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年9月福岡県に生まれる。生後まもなく朝鮮に渡り47年に引き揚げたのち、早稲田大学文学部露文科に学ぶ。その後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどをへて、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門筑豊編』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。『青春の門』シリーズは総数2000万部を超えるロングセラーとなっている。81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学び、のち文壇に復帰。代表作に『戒厳令の夜』『風の王国』『風に吹かれて』などがある。小説のみならず、音楽、美術、歴史、仏教など多岐にわたる文明批評的活動が注目されている。また、『日本人のこころ』シリーズなどにより第50回菊池寛賞を受賞、英文版『TARIKI』はアメリカで2002年のブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に選ばれ、さらに2004年、第38回仏教伝道文化賞を授与された
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