出版社内容情報
講談社創業100周年企画第1弾!
熊野古道を歩き、難波の街をめぐり、河内の山を登る。仏教の歴史を遥かにさかのぼる十寺巡礼。
空海が猟師から譲り受けた聖地――――高野山
海の浄土と山の浄土のつらなり――――青岸渡寺
女性の情熱と強さを伝える物語――――道成寺
焼き討ちから甦った寺に、なごむ心―――粉河寺
心惹かれる3人の足跡が残る寺――――観心寺
西行と役行者を結ぶ山――――――――弘川寺
勇ましい聖徳太子と愛らしい聖観音―――鶴林寺
往時の宗教都市の面影が生きる寺―――亀山本徳寺
衆生のもとへ歩み寄る本尊――――――大念佛寺
すべてを包みこむ「和宗」の祈り――――四天王寺
五木 寛之[イツキ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
熊野古道を歩き、難波の街をめぐり、河内の山を登る。仏教の歴史を遙かにさかのぼる十寺巡礼。
目次
第五十一番 高野山―空海が猟師から譲り受けた聖地
第五十二番 青岸渡寺―海の浄土と山の浄土のつらなり
第五十三番 道成寺―女性の情熱と強さを伝える物語
第五十四番 粉河寺―焼き討ちから甦った寺に、なごむ心
第五十五番 観心寺―心惹かれる三人の足跡が残る寺
第五十六番 弘川寺―西行と役行者を結ぶ山
第五十七番 鶴林寺―勇ましい聖徳太子と愛らしい聖観音
第五十八番 亀山本徳寺―往時の宗教都市の面影が生きる寺
第五十九番 大念仏寺―衆生のもとへ歩み寄る本尊
第六十番 四天王寺―すべてを包みこむ「和宗」の祈り
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年9月福岡県に生まれる。生後まもなく朝鮮に渡り47年に引き揚げたのち、早稲田大学文学部露文科に学ぶ。その後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどをへて、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門筑豊編』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。『青春の門』シリーズは総数2000万部を超えるロングセラーとなっている。81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学び、のち文壇に復帰。代表作に『戒厳令の夜』『風の王国』『風に吹かれて』などがある。小説のみならず、音楽、美術、歴史、仏教など多岐にわたる文明批評的活動が注目されている。近著に『蓮如―われ深き淵より―』『生きるヒント』シリーズ、『大河の一滴』『人生の目的』『運命の足音』3部作、『不安の力』、『元気』など。また、『日本人のこころ』シリーズなどにより第50回菊池寛賞を受賞、英文版『TARIKI』はアメリカで2002年のブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に選ばれ、さらに2004年、第38回仏教伝道文化賞を授与された
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